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■6月9日 東京 辺野古に土砂投入を許さない 首都圏で取り組み開始 個人・団体三二〇人結集 六月九日夜、東京・文京区民センターで「止めるぞ! 土砂投入6・9集会―軍事基地で辺野古の海をつぶすな―」が開催された。主催は「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会」。 同連絡会は、今夏にも辺野古の海を護岸で囲い込み土砂を投入するという報道を受け、辺野古新基地建設に反対している首都圏の団体・個人が集まり発足となった。 会場は関心を寄せる多くの人たちで一杯となり、三二〇名の参加者であった。 集会では沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが発言。山城さんは、「翁長知事が(埋め立て承認)撤回をしても実質的には基地建設が止まらなくても、知事が県民の先頭になって決意を固めて言うことが大きな意味があるはず。そのことにほだされてゲート前に大結集して知事を支えるんだ、暴虐をふるい続ける安倍内閣に対峙しようではないかと、声高に叫ぶ。その力がゲート前の闘いをつくり、怒涛のような勢いで知事選に向かい再選をかちとる。そこに意味がある。再選された翁長知事が大幅な(基地建設の)変更申請にNOを突きつけることで辺野古新基地を断念させる」「土砂投入を強行しようとしたら、沖縄の現地だけでなく国会前で、東京駅で、座り込みをしよう!」と、時折、辺野古ゲート前の座り込みで歌われている歌を歌いながら訴えた。 また、各団体からの発言後の行動提起では、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックから首都圏で土砂投入を許さない行動を強め、まず初めに六月二四日の統一行動など「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏キャンペーン」への参加協力が呼びかけられた。 集会は山城さんの音頭で〝We shall Overcome〟を参加者で合唱、「団結ガンバロウ!」で締めくくられた。会場から出る前にも多くの人が同キャンペーンのリーフレット、チラシを次から次へと持ち帰り、土砂投入を許さない首都圏での行動のスタートとなった。 今こそ、辺野古新基地建設阻止へ向け、沖縄の闘いと結合して「本土」各地各層から闘いを巻き起こしていこう。 |
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