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     6月24日 東京

    「埋めるな連」が新宿統一行動

    アピール・デモに三〇〇名
   
     

   
 六月二四日午後、「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会」(埋めるな連)主催の新宿統一行動が取り組まれ、およそ三〇〇名が参加した。
 「埋めるな連」は、「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」(辺野古実)、平和を実現するキリスト者ネット、辺野古・高江を守ろう!NGOネットワークなど二五団体が参加する連絡会として本年六月に結成された。
 午後二時より、新宿駅西口、南口、新宿三丁目交差点の三カ所で、リーフレットの配布や、政府に工事中止と土砂投入中止を求める署名取りなどの大街頭宣伝活動が行なわれた。
 午後三時からは、新宿アルタ前に集まってのアピール活動が行なわれた。
 司会者のあいさつの後、ヘリ基地反対協共同代表の安次富浩さんから、沖縄現地より電話回線を通じてのアピールが行なわれた。次に、行動参加者全員によるアピール行動が行なわれた。アルタ前の歩道に一列に広がってウェーブをしたり、コールに合わせてプラカードを一斉に掲げたり、サンシンの軽快なリズムに合わせてコールを全員で連呼する、カチャーシーを踊るなどの創意工夫をこらしたアピール行動は、沿道を通行する多くの人々の注目を浴びていた。
 その後、主催者より行動提起が行なわれた。政府は八月一七日に辺野古の海に土砂投入することを発表しており、情勢は緊迫している。辺野古新基地建設施工業者の大成建設や五洋建設などへの社前抗議行動や、翁長知事による埋め立て承認撤回表明を受けての首相官邸前での抗議要請行動や、八月一一日に予定されている辺野古埋め立て阻止の沖縄県民大会に呼応した首都圏での取り組みなど、さまざまな行動への参加が呼びかけられた。
 午後四時から行動参加者は、新宿駅を一周するデモへと出発した。昼前まで降り続いた雨は上がり、晴れ間も見える。周辺の歩道は多くの人々で賑わっている。デモ参加者は、口々に「辺野古の海を埋め立てるな!」「辺野古新基地建設反対!」「警察の暴力を許さないぞ!」などのコールをあげ、辺野古の海への土砂投入反対を訴えた。
 沿道からはときおり手を振ったり、ピースサインをして賛意を表す人々や、車中からコールに合わせて拳を振り上げる人も現れ、辺野古新基地建設反対闘争への関心の高さをうかがわせた。参加者はこれらの声に手を振って応えながら、最後まで元気にデモ行進を行った。


 

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