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■7月27日 大阪 大阪から朝鮮戦争終結の声を キャンドル行動に一五〇〇名 朝鮮戦争休戦協定から六五年目の七月二七日、大阪市の靭(うつぼ)公園において、朝鮮戦争休戦六五周年東アジアに平和を! キャンドル行動がおこなわれた。 安倍政権による制裁と軍事行動の煽り立てにもかかわらず、二〇一八年四月二七日、韓国・文在寅(ムンジェイン)大統領と朝鮮民主主義人民共和国・金正恩(キムジョンウン)朝鮮民主主義人民共和国(以下、共和国)国務委員会委員長は、南北首脳会談を開催し、「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」を発表した。六月一二日には、シンガポールで朝米首脳会談がおこなわれ、金正恩共和国国務委員会委員長とドナルド・トランプ米大統領は合意文書を取り交わした。 このような流れを作り出してきたものの一つが、韓国民衆の「ろうそく革命」である。そこで使われたろうそく五〇〇〇本が、日本の労働者・民衆への激励として贈られてきた。うち二〇〇〇本を受け取った大阪では、〝この平和への流れの主体に、日本民衆も立とう〟と、「休戦協定を平和協定に! 日朝の対話を!」を掲げてキャンドル行動をおこなった。 呼びかけ人の水野直樹・京大名誉教授は「日本があいまいにしてきた植民地支配の清算は、南北朝鮮の和解と統一には不可欠」と発言し、在日朝鮮人が多く暮らす大阪から朝鮮戦争終結の声をあげようと訴えた。 緊急であったため、参加者は一五〇〇名にとどまったが、参加者は、キャンドルのペンライトを手に「PEACE」の人文字を何度も描いた。そして九月一八に再度大きな行動をおこすことを確認して、行動は終了した。 |
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