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     7月30日 東京

    埋立て承認撤回表明支持!

    首相官邸前行動闘われる


    
 七月三〇日午後、東京・霞が関の首相官邸前において、翁長沖縄知事の辺野古埋立て承認撤回表明を支持し、政府に辺野古新基地建設中止を求める緊急抗議行動が行なわれ、およそ四五〇名が参加した。主催は「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会」(埋めるな連)。
 午後四時より行動は開始され、首相官邸前での座り込みや、辺野古への埋立て土砂投入中止、新基地建設の白紙撤回などを求める内閣府への申し入れ行動が取り組まれた。
 夕刻になり仕事を終えた労働者階級人民が官邸前へと続々と駆け付け、歩道はあっという間に抗議行動に訪れた人々によって埋めつくされた。
 六時三〇分より集会が開始された。はじめにトヨさんのサンシンの演奏に合わせ、「座り込め、ここへ」や「沖縄を返せ」など、辺野古現地で歌われる闘争歌が次つぎに披露された。歌は次第に参加者全員の大きな合唱となっていき、集会参加者の戦闘的気分を大いに盛り上げていった。
 つづいて司会者があいさつを行ない、「七月二七日に翁長知事は公約どおり撤回表明をした。翁長知事は膵臓がん闘病中であり、まさに命がけの撤回表明だ。私たちはこれを断固支持する。いまだ70%以上の米軍基地が押し付けられ、長年にわたり基地に苦しめられてきた沖縄に対して、さらに辺野古に新基地建設をつくるなど、ふざけるんじゃない。沖縄の民意を土足で踏みにじる政府の沖縄差別政策を許さず、土砂投入を絶対に阻止していく」と語った。その後、「平和を実現するキリスト者ネット」や、神奈川県で辺野古・高江への機動隊派遣に反対するグループ、静岡・沖縄を語る会、海上で連日抗議行動に取り組んでいる抗議船の船長などが、それぞれ辺野古新基地建設阻止の取り組みの紹介や、辺野古現地の状況の説明などを行なった。
 その後、埋めるな連の代表から行動提起が行なわれ、「沖縄では八月六日から連日集中行動が行なわれ、一一日には県民大集会が予定されている。『本土』でもこれに呼応する集会・デモに取り組む。これに最大限結集し、沖縄に対する無関心を少しでも打破していこう。そして地域や職場などで辺野古埋立てを絶対許さないという運動を拡げていこう。闘いはまだまだこれからだ、共に頑張ろう」と語った。
 そして再度トヨさんのサンシンに合わせて参加者全員でカチャーシーを踊りつつ、そのリズムに合わせた「辺野古新基地建設反対!」「美ら海を土砂で埋めるな!」などのコールを唱和して、一時間あまりの集会は参加者の熱気の中終了した。



 

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