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     8月11日 東京

    首都圏大行動に二八〇〇人の大結集
   


     
 八月一一日、東池袋中央公園において、「埋めるな!辺野古 沖縄県民大会に呼応する8・11首都圏大行動」が取り組まれた。主催は同行動実行委員会。
 一一時三〇分から集会は開始され、はじめに八日に急逝された翁長沖縄知事に哀悼の意を表する一分間の沈黙の時間が持たれた。
 つぎに沖縄環境ネットワーク世話人の花輪伸一さんが主催者あいさつを行い、「翁長知事が辺野古新基地建設反対をかかげ、政府と対決してきたことに敬意を表するとともに、知事の遺志をしっかりと受け止め、新基地建設阻止の決意を新たにしたい。沖縄県民大会に呼応する取り組みは、札幌、帯広、青森、宮城、静岡、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、福岡など全国各地において行なわれている。私たちはこれからも政府の圧力・横暴に屈することなく闘いを継続し、辺野古新基地建設を中止に追いこんでいく」と語った。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの青木初子さんは、「日本政府の沖縄いじめ、恫喝に対して闘いぬいてきた翁長知事の遺志を引き継ぎ、日本政府の足元である東京から、辺野古新基地建設を阻止する闘いを進めていこう」と烈々と訴えた。
 つづいて、沖縄県民大会の音声中継が行なわれた。謝花沖縄副知事の発言が行なわれていた。翁長知事の遺志を引き継ぎ、埋立て承認撤回を進めていくという謝花副知事の決意がスピーカーを通じて参加者に伝えられた。県民大会会場からの割れんばかりの拍手と賛同の口笛がスピーカーを通じ聞こえてくる。これに呼応し、東京の会場からもひときわ大きな拍手、口笛が起こった。
 その後も、「戦争させない・九条壊すな! 総がかり行動実行委員会」などの連帯アピールや、サンシンでの琉球民謡の歌・踊りが披露された。
 司会者は、「沖縄県民大会には七万人が結集した。今こそ私たちは翁長知事が命がけで行なった埋立て承認撤回を支えていかなければならない。デモで東京の人々に埋立て阻止を訴えていこう」と集会を締めくくった。
 最後に「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会」の尾澤さんからの行動提起の後、「辺野古の海を土砂で埋めるな!」「沖縄と連帯して闘うぞ!」などのシュプレヒコールを全体で唱和し、池袋東口周辺を一周するデモへと出発した。色とりどりの横断幕や旗を林立させた大規模デモは、週末で賑わう沿道の人々の大きな注目を集めた。
 デモ隊は再び東池袋公園に戻り、その場で流れ解散となった。主催者から、この取り組みに二八〇〇名が参加し、会場カンパが一二〇万円を突破したことが報告されると、参加者からは大きなどよめきと共に拍手が巻き起こった。最後に再度全体でシュプレヒコールをあげ、辺野古・大浦湾埋立て阻止の決意を誓い合い、本行動は終了した。



 

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