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     9月30日 東京

   オスプレイ横田配備反対

   
集会・デモを闘う


       

 九月三〇日福生公園において、「横田行動実行委員会」が呼びかける「9・30オスプレイ横田正式配備反対集会デモ」が闘われた。われわれは、AWC首都圏の仲間とともにこの闘いに参加した。
 本年八月二二日防衛・外務両省によって、横田基地へのCV22オスプレイが一〇月一日に正式配備されることが発表された。すでに横田はオスプレイの拠点基地として位置づけられている。そして米軍はあらためてオスプレイ五機を正式配備し、将来的には一〇数機を配備しようというのだ。絶対に許してはならない。
 沖縄以外に配備されるオスプレイは国内初である。まさに「本土の沖縄化」が開始されようとしている。われわれは、三多摩地域住民の闘いに連帯し、さらには沖縄人民の闘いに繋がる闘いとして、米軍再編反対を掲げたオスプレイ横田配備反対を闘っていかなければならない。
 当日は台風の襲来によるあいにくの空模様であったが、千葉や埼玉などを含めた首都圏各地域から多くの人々が参加した。
 集会冒頭に主催者挨拶がなされた。実行委の構成団体である「立川自衛隊監視テント村」のメンバーがこの日の集会趣旨を説明した。「オスプレイは開発段階の事故で多くの死者をだしている。これだけ飛んでいる国は日本だけだ。どこで事故が起きてもおかしくない」と訴えた。そして米軍再編反対の一環としてもオスプレイ配備反対を闘っていこう、とこの日の闘いの決意を明らかにしていった。
 次いで「横田・基地被害をなくす会」の福本さんが発言した。「オスプレイは民家も、学校も、老人施設も、病院もあるなかで夜間暗視訓練をやっている。言いようのない怒りを覚える」と住民無視の危険性を明らかにしていった。
 また「米軍基地に反対する実行委員会」から労組活動家が登壇し、九月二二日に横田実と共催で闘われた抗議行動について報告した。そして、あらためて共にオスプレイの横田配備反対を闘おうと呼びかけた。
 千葉からは「パトリオットミサイルはいらない! 習志野基地行動実行員会」が発言した。周辺市からは国立市の重松市議が発言した。沖縄の立場から「一坪反戦地主会・関東ブロック」の代表が登壇し、当日闘われている沖縄県知事選の報告とともに、米軍再編と闘おうという連帯アピールがなされた。また練馬で反基地闘争を闘っている方からメッセージが寄せられ、司会が代読して確認された。
 集会の最後に、デモの途中で米軍と自衛隊に手交される申し入れ書が読み上げられ全体で確認した。
 デモ隊は横田基地周辺を暴風雨の中行進し、米軍と自衛隊に対する申し入れ行動を断固として貫徹していった。「オスプレイ配備はやめろ! 米軍再編反対!」の声を米軍と自衛隊に叩きつけた。


 

 

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