共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

     10月20日 大阪

    とめよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和

    2018関西のつどい開催される



       
 一〇月二〇日、大阪市中央区のエルおおさか(エルシアター)にて表題の集会が開催された。結集は八〇〇名。主催:大阪平和人権センター、戦争あかん! 基地いらん! 関西のつどい実行委員会、戦争をさせない1000人委員会・大阪の三者共催。
 九月三〇日の沖縄「県」知事選勝利をうけて沖縄の稲嶺進前名護市長、安次富浩ヘリ基地反対協議会共同代表の二人は特別報告で口々にその喜びを語った。一方で国は一七日に承認撤回の無効化を目指して行政不服審査法による手続きを開始しており、そのことへの怒りと問題点を指摘、何よりも辺野古新基地は不可能であり、絶対に阻止するという沖縄の意思を示した。
 続いての講演は核兵器禁止条約でノーベル平和賞を受賞したICANの国際運営委員、川崎哲氏。米朝首脳会談と核兵器禁止条約というテーマで話した。朝鮮の一方的武装解除ではそもそも交渉にならないし、朝鮮半島の非核化は双方の核廃絶、持ち込み禁止、核による恫喝の禁止しかありえず、それは南北双方の核兵器禁止条約への加入が早道であると提言した。また、自らはアメリカの核の傘のもとにあり、核抑止力の必要性を公言しておきながら、朝鮮の核抑止論(核武装はアメリカの侵略を防ぐため)を否定する日本政府の矛盾を喝破した。印象的だったのは、奴隷制廃絶や女性参政権獲得などの歴史を紐解き、「世界は変えられる」という言葉で講演をまとめたことだった。
 政党挨拶は社会民主党(服部良一)と立憲民主党(尾辻かな子)、国民民主党はメッセージのみ。連帯挨拶は翌日京都の円山野外音楽堂で集会を予定していた反戦・反差別・反貧困共同行動in京都、在日韓国民主統一連合大阪本部、韓国民主労総全北本部訪日団から行なわれた。加えて現在激烈な弾圧を受けている全日本建設運輸連帯労働組合関西生コン支部からも支援が訴えられた。その後、集会まとめ、行動提起、デモ説明があり、団結がんばろうで集会を閉めて西梅田公園までのデモ行進を貫徹した。
 デモ行進終了後、おおさかユニオンネットワーク加盟労組を中心に、全日建関生支部弾圧に対する大阪府警抗議行動に合流した。


 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.