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     12月14日 東京

    「埋めるな!連」が辺野古への土砂投入阻止掲げ

    
三日間の連続行動闘う
    

 
 一二月一四日夕刻、東京・霞が関の国会議員会館前において、辺野古の海への土砂搬入に抗議する集会が開かれ、およそ五〇〇名が参加した。「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会」(「埋めるな!連」)が緊急に呼びかけた取り組みだった。
 「埋めるな!連」は、一二月一二日から三日間連続の行動として、首相官邸前での座り込みや、情宣活動などを展開してきた。辺野古現地においては、一〇〇〇名以上の結集で、陸上・海上での土砂投入阻止・抗議行動が闘われた。これに連帯する闘いであった。全国各地においても沖縄での現地行動に呼応した一斉行動が取り組まれてきた。
 だが安倍政権は、沖縄人民が再三示してきた新基地建設反対の民意を一切無視し、土砂投入の暴挙に出てきたのだ。こんなことが許せるか! 怒りに燃えた人民が続々と国会前行動に結集してきた。
 六時三〇分より集会が開始された。司会者はあいさつの中で、「ついに辺野古の海に土砂が投入された。しかし、これは今日から本格的な闘いが始まるということだ。私たちは絶対に勝つ。沖縄の人たちと心を一つにして抗議しよう」と語った。
 「埋めるな!連」を代表して大仲尊さんは、「玉城デニー沖縄知事が東京に出向き、土砂投入をやめるよう要請したにも関わらず、政府はその翌日に土砂投入を強行した。まさに沖縄差別そのものだ。本日一二月一四日は、沖縄にとって屈辱の日となった。しかしこの土砂投入であきらめてはならない。これから新しい闘いが始まる。全国の闘いと結びつこう」と語った。
 その後、全国で取り組まれた土砂投入反対の取り組みの紹介や、ノンフィクション作家の渡瀬夏彦さん、辺野古土砂搬出反対全国協議会首都圏グループなどが次々とマイクを握り、土砂投入弾劾や今後の決意を語っていった。また、発言の合間には、参加者全員でのシュプレヒコール、沖縄出身のシンガーソングライターによる歌の披露なども行われた。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの代表が、今後の取り組みへの参加を呼びかけた後、最後に全体で「今こそ立ち上がろう」を合唱し、集会を締めくくった。


 

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