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     4月29日 広島 

    福山で天皇制を問う連続学習会開く
    
       

   
  四月二九日、福山市市民参画センターで「天皇制を問う連続学習会」が開かれた。主催は市民運動交流センターで労働者、市民約五〇名が参加した。
 学習会では、「民主主義にとって象徴天皇制とは何か」をテーマに愛媛の高井弘之さんが問題提起を行った。高井さんは、「即位儀式」は天皇支配の継承儀式であること、象徴天皇制は憲法原理からして相克していることを指摘した。天皇アキヒトの「護憲」の実態については戦争責任をあいまいにし、海外派兵に協力している実態からみて全くのまやかしであることを明らかにした。また、天皇による「国民統合」は排外主義と表裏の関係にあり、そのことが侵略戦争と植民地政策と深いかかわりを持ち、今も持ち続けていること、したがって天皇制を排した民衆の自立こそが問われていることを提起した。こうした提起を受けて参加者から活発な意見交流がおこなわれた。最後に「天皇譲位と民主主義を問う広島アピール」を参加者全員で確認しこの日の学習会を終えた。
 関連行事として三〇日には、日中一五年戦争・元皇軍兵士の告発をテーマにした「日本鬼子(リーベンクイズ)」の上映会、五月一日には「即位儀式」に抗議する街頭情宣がおこなわれた。


 

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