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     5・19 沖縄

    「復帰四七年」―基地沖縄の強化を弾劾!

        「県民大会」に二〇〇〇名



 
 五月一九日、宜野湾市海浜公園野外劇場で、「復帰四七年―5・15平和とくらしを守る県民大会」が開かれた。5・15平和行進実行委員会と沖縄平和運動センターの主催で、平和行進は今年で四二回目を迎える。一六日に梅雨入りしたものの大会当日は夏本番を思わせる炎天下の中、宜野湾市役所から二コースに分かれて行進を展開してきた平和行進団が続々と会場入りし、熱気はさらに高まり、二〇〇〇名余の労働者、市民、家族連れで会場は埋め尽くされた。会場にはアジア共同行動(AWC)日本連の旗も翻っていた。
 沖縄労共闘と5・15行動団は、今年も会場入り口でビラ情宣を貫徹し、沖縄労働者人民との固い連帯の下、安倍打倒! 沖縄解放! 日帝打倒! への総決起を訴えた。
 開会あいさつに立った山城博治沖縄平和運動センター議長は、「三年後に控えた復帰五〇年を前に、沖縄の怒りを全国で共有するため更なる大きな闘いへ発信していこう」と檄を飛ばした。続いて、藤本泰成平和フォーラム共同代表、高良鉄美オール沖縄会議共同代表(参院選沖縄選挙区予定候補)、さらに照屋寛徳衆院議員(社民党)、また先の四月補欠選挙で玉城デニー知事の後継者として初当選をかちとった屋良朝博衆院議員、糸数慶子・伊波洋一両参院議員(沖縄の風)が連帯あいさつに立ち、安倍政権による改憲策動、辺野古新基地強行を許さない政治の転換を、と訴えた。
 辺野古現地闘争から、ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表が、トランプに忖度している安倍政治を許さない。軟弱地盤、活断層問題をかかえる新基地は断じて作れない。主権者として安倍政権を許さず沖縄・日本の未来をつくろう、と訴えた。また、平和行進に参加した韓国基地平和ネットワークのシン・ジェウク氏が歴史を継承し共に平和の道を歩んで行こう、と連帯発言をおこなった。
 集会はその後、三日間の平和行進を展開した南北コース団長らの報告と決意を受けた。そして「日米両政府によって強行される米軍基地の強化、拡大に反対し、不平等な日米地位協定の抜本的改正を強く要求」「政府の戦争政策、憲法改悪に抗し、アジア近隣諸国、世界平和のために闘い抜く」とする大会宣言を採択した。集会の最後に、山城博治議長の計らいで、ガンバロー三唱に仲村みお沖縄平和運動センター副議長(県議、参院選全国比例区予定候補)が指名され、沖縄の闘いを全国・全世界へ発信する決意を込めてガンバローが会場いっぱいに響き渡った。
 5・15平和行進は、一一日宮古島、一五日石垣島でも行われ、それぞれ自衛隊基地建設に抗議し、ミサイル基地化阻止を訴えた。沖縄島では一七日、中北部基地コースと南部戦跡コースが出発した。期間中、右翼反革命どもの執拗な暴力的敵対も毅然と粉砕してきた。一七日キャンプ・シュワブ基地(辺野古)ゲート前での出発式では、稲嶺進オール沖縄会議共同代表(前名護市長)や安次富浩ヘリ基地反対協共同代表らが、平和行進の成功で全国の課題として辺野古新基地阻止を闘おうと訴えた。



 

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