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     5・12 東京

    復帰」47年を問う

     一坪関東ブロックが新宿デモ
    
       

 
 五月一二日午後、「沖縄・琉球併合から一四〇年、『日本復帰』から四七年 改めて『5・15』を問う新宿行動」が新宿駅東口のアルタ前で行われ、二五〇名が参加した。主催は、沖縄・一坪反戦地主関東ブロック(一坪関東ブロック)。
 上里尭(うえざとゆたか)さんによるギター弾き語りの後、午後三時からアピール行動が開始された。
 はじめに一坪関東ブロックから主催者あいさつが行われ、「地位協定など政府の取り決めによって、沖縄はがんじがらめにされてきた。今日の行動をそのような現状を変える一助にしたい」と語った。
 「新しい提案実行委員会」の米須清真さんは、県民投票に示された辺野古新基地建設反対の沖縄の民意を無視することは沖縄差別そのものだ。『普天間基地の代替施設がどうしても必要だというなら、沖縄以外で公正で民主的に解決すべき』という主旨の陳情書を九月の小金井市議会に提出して可決へとこぎつけた。琉球併合から連綿とつづく差別と植民地支配の歴史に終止符を打とう」と語った。
 沖縄から駆け付けた沖縄平和運動センター議長の山城博治さんは、「これまで何度も辺野古新基地建設反対の民意が示されても、政府の強権的な新基地建設は止まらない。しかし私たちはあきらめない。新基地建設反対の不動の民意を背景に玉城デニー知事に再度辺野古土砂投入撤回を求めていく。安和(あわ)からの土砂搬出を阻止する現場での闘いを強めていく。三兆円も使って外国の軍隊の基地を造る国が一体どこにあるのか。追いつめられているのは政府の側だ」と語った。
 その後も、社民党の福島瑞穂参院議員や「警視庁機動隊の沖縄への派遣は違法 住民訴訟」の原告代表がそれぞれ連帯のアピールを行った。
 一坪関東ブロックからの行動提起の後、全体でシュプレヒコールをあげて、約一時間のアピール行動は終了した。
 行動参加者はその後、新宿駅前を一周するデモを行った。「辺野古新基地建設反対!」「辺野古の海を土砂で埋めるな!」のシュプレヒコールをあげ、沿道の人々に訴えていった。山城さんはデモ中、宣伝カーのマイクを使って時おり「座り込め、ここへ」などの歌を交えながら辺野古新基地建設反対運動への支持・支援を呼びかけた。



 

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