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     5・23 東京

    狭山集会-第三次再審の勝利を


 
 五月二三日、日比谷野外音楽堂において、「つぎつぎ無実の新証拠! 東京高裁は鑑定人尋問を!」と掲げ、狭山事件の再審を求める市民集会が開催された。全国から解放同盟をはじめ二〇〇〇名の支援者が結集した。
 石川さんが不当逮捕されてから今年で五六年目になる。二〇〇六年の第三次再審請求から一三年、三者協議は三九回を数え、弁護団はこの間、脅迫状の筆跡は99・9%石川一雄さんのものではないと科学的に結論付けた福江鑑定、発見万年筆は被害者のものとはインクの成分が元素のレベルで異なっていることを実証した下山第二鑑定、犯行に使われたとするスコップに関する平岡鑑定、齋藤指紋鑑定、万年筆の発見経過に疑問を指摘する「狭山事件における捜索・差押に関する心理学実験」と題する原・厳島鑑定など、重要な新証拠を提出している。これらの新証拠によって一九七四年寺尾差別判決の全面的な誤りは明らかである。
 集会においては発言者が、確定有罪判決の誤りが明らかになっているなか、東京高裁に事実調べと再審開始を強く求める発言がなされた。
 決意表明に立った石川一雄さん・早智子さんは、「第三次で何としても勝利するために、命をかけて闘い、第二の人生をスタートさせる」(石川一雄さん)、「第三次での勝利にみなさんの大きな声が必要」(早智子さん)と訴えた。
 集会基調の提案では、二三日当日、朝日新聞朝刊に掲載された狭山意見広告を最大限に活用した石川無実・再審開始の大宣伝が強調された。


 

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