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     6・25 東京

    G20大阪サミットNO!

      新宿駅を一周するデモ


 
 六月二五日夕刻、東京・新宿でG20大阪サミット反対デモが取り組まれ、およそ八〇名が参加した。
 主催は、「戦争・治安・改憲NO! 総行動」「破防法・組対法に反対する共同行動」「戦争法廃止・安倍たおせ! 反戦実行委員会(反戦実)」などで構成された「トランプ来日―G20反対! 実行委員会」。
 一八時三〇分、新宿東口アルタ前広場において、デモ出発前の集会が開かれた。
 はじめに、同実行委を代表して池田五律さんがあいさつをし、「G20に参加する首脳たちに共通しているのは権威主義的強権国家化を進めていることだ。たった二〇カ国の先進国と新興国だけで世界を牛耳ろうとすること自体が傲慢極まりない。開催地である大阪での反対行動と連携して、戒厳態勢を突破する声をあげていこう」と語った。
 茨城県つくば市で活動する「戦時下の現在を考える講座」の代表は、「六月八日につくば市でG20貿易デジタル経済担当大臣会合が開かれ、これに反対する集会とデモを行った。また、茨城では新天皇になって初の国体が開かれる。九月二八日の天皇出席の開会式に反対するデモを計画している。ともに闘おう」と語った。
 アジア共同行動首都圏の代表は「六月アジア共同行動とG20反対闘争に参加予定であったAWC韓国委員会の仲間が、福岡空港で入国拒否弾圧を受けた。さまざまな抗議や異議申し立てにもかかわらず強制退去となった。治安弾圧体制の強化の一環に他ならない。戒厳態勢を突破し共に闘おう」と語った。
 参加者は最後に「恒常的な『戒厳態勢』やめろ!」「新自由主義グローバリゼーション反対!」「貧困と格差をなくせ!」などのシュプレヒコールを唱和し、新宿駅周辺を一周するデモで沿道の人々に対してG20反対闘争への支持と注目を訴えていった。
 デモ終了後、再びアルタ前に戻って総括集会が開かれた。反戦実の松平直彦さんがまとめの発言を行い、「二八日サミット開催当日には、G20大阪サミットNO! アクションウィーク実行員会の呼びかけで現地闘争が取り組まれる。可能な人はぜひ参加してもらいたい。戒厳態勢を突破して闘おう。沖縄や韓国民衆に連帯して闘おう」と語った。
 最後に「G20大阪サミット反対!」「差別排外主義を撒き散らすトランプは来るな!」「沖縄・韓国民衆と連帯して闘うぞ!」などのシュプレヒコールを全体で唱和して、行動は終了した。



 

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