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     8・25 成田

  三里塚で拡大一斉行動&天神峰カフェ


 
 八月二五日、三里塚芝山連合反対同盟呼びかけの拡大一斉行動&天神峰カフェが、反対同盟、支援、周辺住民などおよそ四〇名の参加で取り組まれた。
 九月二四日の市東さんの農地をめぐる請求異議裁判控訴審、そして一〇月二七日からのA滑走路離着陸制限時間短縮の開始強行が迫っている。このような緊迫する情勢の中で、反対同盟は三里塚現地での行動強化を方針として打ち出した。その具体実践の一つとして呼びかけられたのが本行動だ。
 一二時過ぎから、天神峰の市東さん宅離れにある決戦本部において、反対同盟太郎良陽一さんの司会により本行動に向けた打ち合わせが行われた。
 反対同盟市東孝雄さんは、「今日は、Aラン離着陸時間延長(で被害を受ける)北部地域を回っていく。熱い中大変ですがよろしくお願いします」と語った。
 反対同盟伊藤信晴さんは、「今日はAラン地域の住民に、騒音は隠れた公害であるということを徹底して訴えていきたい。空港機能強化策の総体と対決する闘いとして、市東さんの闘いと周辺住民の怒りとを結び付けていこう。今日は芝山や横芝光町の住民も参加している。ぜひ一言お願いしたい」と語り、それを受けて、参加した地域住民があいさつをした。「私の部落では三件ほどが移転となる。そしてAランが一時間延長される。一人でも多く住民が反対の声を上げていかなければならない」「私の住む地区では、朝六時に着陸予定の飛行機が五時半くらいから周辺の海上をぐるぐる回っており非常にうるさい。自分は睡眠障害を持っているので今日もあまり眠れなかった。このような中での飛行時間延長は許せない。九月二四日の東京のデモに参加する」と語った。
 その後、動労千葉、市東さんの農地取り上げに反対する会、天神峰カフェへの初参加者などがそれぞれあいさつを行った。
 農作業のあい間に駆け付けた反対同盟萩原富夫さんは、「今農作業が大変多忙のため、自分の住んでいる東峰地区へのビラまきしかできないが、飛行時間延長が迫る中で、空港周辺の住民がどんな思いでいるのか、ぜひとも直接話を聞いてきて欲しい」と語った。
 その後、行動参加者は担当各地域へとそれぞれ移動し、これまであまり回っていなかったA滑走路北部地域を中心に、反対同盟ニュースの戸別ポスティングや、住民との話し込みなどを行った。
 午後四時には再度市東さん宅離れの決戦本部に戻り、一斉行動を集約する会議が開かれ、個別ポスティングや住民との話し込みの中で明らかになったこと、天神峰カフェ参加者の感想などがこの場において共有されていった。
 最後に太郎良さんが、次回九月一五日の一斉行動&天神峰カフェ、九月二四日の東京高裁での請求異議審裁判への結集を呼びかけて、本行動は終了した。


 

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