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     9・1 東京

  多摩市で自衛隊(米軍)参加の防災訓練反対

  監視行動・報告集会に取り組む


 
 九月一日、東京都総合防災訓練に反対する行動が、会場の東京都多摩市の多摩センター駅周辺で取り組まれた。呼びかけは、「自衛隊・米軍参加の東京都・多摩市総合防災訓練に反対する実行委員会2019」。
 この日の行動は午前八時半より、訓練会場のある多摩センター駅周辺の監視活動から始まった。行動参加者はいくつかの班に分かれて、訓練の行われる多摩中央公園、パルテノン多摩、多摩ニュータウン通りなどの会場や、展示ブースなどでの防災訓練の様子の監視活動を行った。
 昼頃からは、多摩センター駅中央口に再度結集して、駅前を通行する人々に対して、リレートークとビラまき活動を行い、自衛隊や米軍の参加する大規模防災訓練に反対する意思表示を行っていった。
 午後二時過ぎからは、多摩市関戸公民館において、報告集会が開かれた。
 はじめに司会の立川自衛隊監視テント村の大西さんが、実行委員会立ち上げ後の都防災課との交渉の経緯や、今回の防災訓練の概要について、資料を使いながら説明した。
 その後、監視活動各班からの報告がそれぞれ行われた。今回の訓練の特徴は、前日から実施された多摩中学校での避難所運営訓練に、生徒一四五名が「授業」名目で動員されたことである。多摩中学校に自衛隊の大型車両数台が入り、自衛隊員が野戦用の風呂(「練馬の湯」)設営や炊き出しなどを行った。また、自衛隊のブースには偵察用のバイク二台が展示され、訪れた子ども達を乗せて記念写真を撮ったり、自衛隊員になることで取得できる諸資格などの展示がされており、「防災」の名を借りた子ども達への自衛隊勧誘活動が行われている実態が明らかにされた。また、今回初めて都職員による監視行動への妨害、排除の動きが報告され、今後問題にしていくことが明らかにされた。
 各班からの報告の後、参加者全員での質疑応答が活発に行なわれた。
 その後、荒川―墨田―山谷&足立実行委員会から、同日午前中に取り組まれた横網町公園での朝鮮人虐殺追悼式典防衛行動の報告や、辺野古への基地建設を許さない実行委員会からの連帯アピールが行われた。
 最後に司会の大西さんが集会まとめの発言を行い、来年も防災訓練反対活動に取り組んでいくことを参加者全体で確認して本行動は終了した。


 

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