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     9・16 東京

   さようなら原発全国集会

    代々木公園に八千人結集


 
 九月一六日代々木公園B地区において、「さようなら原発全国集会」が開かれ、およそ八〇〇〇名が参加した。主催は「さようなら原発」一千万署名市民の会、協力が「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会(総がかり実)」。
 午前一一時より、代々木公園内の通称「ケヤキ並木」通り沿いには、出店ブースが立ち並び、脱原発関連書籍や物品、食品や飲料の販売や署名集めなどが行われた。
 午後一二時半からは、メインステージで、約一時間にわたり音楽ライブが行われ、「あべじゅん」さんや「ジンタらムータ」などの演奏で会場を盛り上げていった。
 一時半からは、木内みどりさん司会のもとで、全体集会が開かれた。
 はじめに、主催あいさつを呼びかけ人の落合恵子さんが行った。
 次に福島からの訴えを、「福島原発事故刑事告訴支援団」の地脇美和さんらが行った。地脇さんは、東京電力旧経営陣を業務上過失致死罪で訴えた刑事裁判の判決公判が九月一九日に迫る中で、「東電の無責任体制を許すことは絶対にできない」と語った。
 「避難の協同センター」の熊本美彌子さんは、原発事故からの避難のため国家公務員宿舎に入った入居者に、これまでの二倍の家賃や駐車場代の支払い納付書が送り付けられていることを報告した。福島県による避難者への住宅提供の段階的打ち切り、そして住宅明け渡し・賃料支払いを求める提訴方針=避難者追い出しの動きを強く批判した。
 「飯館村焼却場被曝労働裁判」原告のともさんは、原発事故後に自身が受けた劣悪な労働環境=被曝労働の強制について報告した。東海第二原発再稼働問題や、原発ゼロ基本法案の現状などについての報告と呼びかけも行われた。
 さらに、核廃絶を訴える「高校生一万人署名活動」に取り組む高校生や、「止めよう! 辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会の木村辰彦さん、総がかり実の福山真劫さんから、それぞれ連帯あいさつが行われた。
 最後に、呼びかけ人の鎌田慧さんが集会のまとめと閉会あいさつを行って集会は終了した。
 その後、原宿方面と渋谷方面の二手に分かれてデモ行進を行い、沿道の労働者・市民に対して脱原発、原発再稼働阻止、避難者追い出し反対などを口々に訴えていった。


 

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