共産主義者同盟(統一委員会)






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     1月13日 成田

    反対同盟、新年デモと団結旗開き

   市東さん「天神峰で生きていく」と宣言

    

 
 ●不当判決弾劾、東峰―天神峰デモ

 一月一三日、三里塚芝山連合空港反対同盟による新年デモと団結旗開きが開催された。
 デモの前に、東峰神社において新しいしめ縄の取り付けがおこなわれた。その場で、萩原富夫さんは、東峰神社がB´滑走路の南延伸を阻む拠点として、東峰地区住民が神社の樹木を整備し、草取りを行っていることを報告した。
 午前十時半、市東さん宅南側開拓組合道路に結集し、デモ前の打ち合わせが開始された。
 司会の太郎良さんのあいさつにつづいて、反対同盟のあいさつとして萩原富夫さんが発言した。一二月の千葉地裁の反動判決を徹底弾劾し、東京高裁での控訴審に向け、市東さんの農地を守り抜こうと訴えた。
 動労千葉、市東さんの農地取り上げに反対する会、反対同盟弁護団とつぎつぎと連帯あいさつがおこなわれた。
 支援団体の発言で、統一委員会を代表して三里塚現闘団が決意表明に立った。現闘団の同志は、いかなる攻撃、いかなる弾圧があろうとも市東さんの農地を守り抜き、三里塚闘争に勝利すると、意気高く決意表明をおこなった。
 打ち合わせの最後に、「用地内」東峰に轟き渡るシュプレヒコールをあげ、デモに出発した。開拓組合道路から、市東さん宅横を通り、南台の市東さんの農地までのデモ行進を貫徹した。

 ●団結旗開き

 午後一時、成田市内のレストランにおいて、団結旗開きが開催された。
 前半の司会を木内敦子さん、後半の司会を宮本麻子さんが担った。
 はじめに、萩原富夫さんが闘争宣言を読み上げ、年頭あいさつをおこなった。決戦本部を先頭にした現地闘争態勢の意義を確認し、今後も天神峰結集運動が重要であると訴えた。また、請求異議裁判の控訴審にむけ四〇〇万円カンパ運動を呼びかけた。
 乾杯のあいさつを市東孝雄さんが行った。市東さんは、「天神峰で生きていくことを改めて宣言する。一二月二〇日の不当判決は、腹の底からの憤りを感じている。農民にとって、農地は命です。私もおやじの跡を継いでこの地で二〇年になります。おやじの信念であった『闘魂ますます盛んなり』、この言葉を今年も貫きたいと思います」と不退転の決意をあきらかにし、乾杯の音頭をとった。
 しばらくの歓談のあと、会場の参加団体から連帯あいさつがつぎつぎとなされた。
 市東さんの農地を守る沖縄の会のメッセージが代読され、二期阻止全国共闘の闘う仲間が連帯あいさつに立った。昨年、三里塚に一人でも多くの労働者人民を結集させるべく、現地闘争、裁判傍聴、援農、現地見学、天神峰カフェへの参加を取り組んできたことを報告し、一二月の不当判決を許さず、多くの青年を三里塚現地に結集させる決意を明らかにした。
 支援団体の連帯あいさつに立った共産主義者同盟(統一委員会)の同志は、一二月の不当判決を徹底弾劾し、天神峰決戦本部がただちに、座り込みの実力闘争に突入し闘い抜いたことを、市東さんの農地を実力で守り抜く闘いの陣形が強固に打ち固められたと、勝利の地平を確認した。さらに、一九年安倍政権の改憲攻撃と断固として対決していかなくてはならない。天皇代替わり反対、G20大阪会合粉砕、辺野古新基地建設阻止を闘い抜くと力強く決意表明した。
 旗開きの最後に、伊藤信晴さんが3・31三里塚全国集会への結集を呼びかけ、団結ガンバローで、旗開きはしめくくられた。



 

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