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     10・20  大阪

   「即位国家式典」反対掲げ集会・デモ
       

 
 一〇月二〇日一三時三〇分から大阪のエルシアターにおいて、「とめよう戦争への道! めざそうアジアの平和 2019関西のつどい」が開催され、約七二〇人が参加した。この集会は、「戦争あかん! 基地いらん! 関西のつどい実行委員会」、「大阪平和人権センター」、「戦争をさせない1000人委員会・大阪」の共催で毎年一〇月に開催されてきたものである。
 集会は、米田彰男さん(大阪平和人権センター理事長)の主催者あいさつから開始された。次に昨年末の衆議院沖縄三区補選で当選した屋良朝博さんが、日米地位協定の見直しに焦点をあてた講演をおこなった。
 屋良さんは、地位協定をもって、日本が米軍に管理権を譲り渡してしまっていることを、飛行場の実例をもって明らかにしていった。イタリアでは、米軍機が専用に使用する飛行場であっても、イタリアの国内法が適用されている。それはイタリア政府が米軍の基地使用協定を変更させてきたからだ。日本政府がアメリカに対して地位協定改定の努力をしないことを屋良さんは厳しく批判した。
 立憲民主党大阪府連と社民党大阪府連からの政党あいさつをはさんで、次に東京新聞論説兼編集委員の半田滋さんが、安保法制下の大軍拡を問うというテーマで講演をおこなった。
 半田さんは講演の冒頭に、安倍政権が「調査・研究」名目で自衛隊中東派兵を画策していることを批判した。国会承認なく閣議決定だけで派兵を強行することは、「法治国家」ではなく「専制国家」だと断じた。
 半田さんは、「防衛計画の大綱」が今年から大きく変わったことを資料をもって批判した。安倍政権は「多次元統合防衛力」などと訳の分からない言葉を使っているが、その本質は、「専守防衛」の放棄であり、強力な日米一体化である。すでに自衛隊は「戦争のできる軍隊」に変わっていることを強く批判した。どうすればいいか。「政権交替だ」として、講演をしめくくった。
 これらの講演をうけて、「全日建連帯労組関西地区生コン支部」、「反戦・反貧困・反差別共同行動in京都」、「南西諸島への自衛隊配備に反対する会」、「韓統連大阪本部」からの連帯アピールが行われた。
 最後に行動提起が行われ、全体でシュプレヒコールを行い、西梅田までのデモに出発した。


 

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