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     ■2月18日 千葉

    空港会社は文書提出命令に従え

    千葉地裁包囲デモを闘う


 
 二月一八日午前、千葉市中央公園において、市東孝雄さんの農地をめぐる第四〇回耕作権裁判闘争に先立つ集会、千葉地裁包囲デモが取り組まれた。
 朝九時すぎより、反対同盟太郎良陽一さんの司会で集会が開始された。
 はじめに、反対同盟事務局の萩原富夫さんが発言に立ち、「請求異議裁判については今後、東京高裁で控訴審が始まっていく。一〇〇万円の担保金を条件に、控訴審判決までの強制執行停止決定がかちとられた。裁判闘争支援のカンパ闘争への取り組みをお願いしたい。二月二四日には沖縄で県民投票が実施されるが、政府は辺野古新基地建設工事を進めることをあらかじめ表明している。沖縄県民の民意を一切無視し建設を強行する政府の姿勢は、成田空港建設の歴史とまったく同じだ。私たちはお金の力に負けないで、命を大事にする社会を作っていくために、三里塚闘争を今後も闘いつづけていく」と語った。
 つづいて、動労千葉、関西実行委、市東さんの農地取り上げに反対する会が、それぞれ連帯の発言を行った。
 集会の最後に司会の太郎良さんは、「私たち反対同盟は、請求異議裁判の不当判決後、市東さんの畑に『空港会社立ち入り禁止』『ただいま耕作中』という大看板を建てた。ぜひ三里塚現地に来て観て欲しい。そしてともに闘おう」とまとめの発言を行った。
 集会は「市東さんの農地を守り抜くぞ!」「千葉地裁の不当判決を許さないぞ!」「空港機能強化策粉砕!」「第三滑走路建設を粉砕するぞ!」のシュプレヒコールで締めくくられた。
 その後、集会参加者は反対同盟を先頭にして千葉地裁に向けたデモを行い、沿道の千葉市民に対して、耕作権裁判闘争への注目・支援、市東さんの農地の強制執行阻止、周辺住民を騒音地獄に叩きこむ空港機能強化策反対を訴えていった。
 デモ終了後、参加者は耕作権裁判傍聴闘争のために千葉地裁へと向かっていった。





 

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