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     ■2月18日 千葉

    三里塚・耕作権裁判


 
 二月一八日、千葉地裁民事第二部(内田博久裁判長)において耕作権裁判の弁論が開かれた。
 反対同盟弁護団は、裁判所に新証拠=「新東京国際空港平面図」を提出した。これは一九六七年四月から始まった「工事実施計画認可処分取り消し請求裁判」で空港公団(当時)が証拠として提出した書類である。一九六七年一〇月に航空写真、同一二月に現地調査を行った上で作成されたものである。この書類では、空港会社側がこれまで主張してきた南台四一―九の土地が石橋家所有家屋と接続した場所であり、屋敷林として使用されていたことが示されている。空港会社側が提出してきた一九七〇年、一九七一年の航空写真よりも位置特定が鮮明で、南台四一―九は市東家が一度も耕作したことがない土地であることがさらに明確になったのである。
 空港会社は市東さんに対して、南台四一―九を「不法耕作」しているとして提訴し、さらには「同意書」「境界確認書」を偽造してまで「証拠書類」として提出し、市東さんの農地を強奪しようとしてきていた。しかし、これが嘘で塗り固められた攻撃であることが完全に暴露されたのである。
 千葉地裁内田博久裁判長はこんなデタラメな裁判を即刻取り下げろ!
 さらに弁護団は「工事実施計画認可処分取り消し請求裁判」における一九六七年一〇月航空写真、同一二月現地調査の文書提出命令の申し立てを行った。
 裁判後の報告集会では、市東さんが発言に立ち、「耕作権裁判は勝てる裁判です。これから先も闘って行きますので、傍聴、デモ、集会に駆けつけて下さい」と呼びかけた。
 請求異議控訴審を前に、強制執行停止が決定された。農地強奪攻撃を押し返している。三月三一日には全国総決起集会が開催される。裁判闘争、現地闘争を貫き、全国からの結集を呼びかける。ともに闘おう。



 

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