共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

     ■2月28日 京都

    辺野古埋め立て反対!

     京都実行委員会が集会


 
 二月二八日(木)一八時三〇分から、京都市の東山いきいき市民活動センター集会室において、「辺野古埋め立て土砂投入をやめろ! 日米地位協定の改定を! 2・28京都集会」が約五〇人の結集で開催された。主催は、NO BASE! 沖縄とつながる京都の会、米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会、若狭の原発を考える会、アジア共同行動・京都、ユニオンネットワーク・京都、反戦共同行動・京都、ZENKO京都など約二〇団体で構成される「辺野古埋め立て反対! 京都実行委員会」であった。
 集会は、司会挨拶につづいて、辺野古土砂投入阻止闘争や沖縄県民投票の映像が上映され、二月一四日から二三日まで現地闘争に参加した二人の現地闘争派遣団の報告が行われた。報告者は、防衛省による憲法も法律も無視した強権的な土砂投入の状況を怒りをこめて弾劾するとともに、県民投票の勝利に向けて全島一丸となって闘う民衆の熱い息吹を報告した。それに続いて、実行委員会代表の大湾宗則さんからの基調報告が行われた。大湾さんは、「直接民主主義」としての県民投票の意義、沖縄の若者たちが先頭に立って頑張ったことを強調しつつ、辺野古埋め立て・土砂投入阻止への総決起を呼びかけた。
 基調提起をうけて、京都連絡会の山本純さんから日米地位協定の改定に向けた報告と提起が行われた。山本さんは、安倍政権が地位協定の改定へと舵を切りつつあり、地位協定改定と引き換えに辺野古新基地建設の承認を迫ってくる可能性があることに触れつつ、民衆の闘いと国政野党の力を結集して地位協定の改定を実現しようと訴えた。また、京都府議会での地位協定改定を求める意見書の採択は実現できなかったが、四月の府議会議員選挙で条件が変化すれば、六月議会に再挑戦していくことを表明した。
 続いて国政野党からのアピール・メッセージが紹介された。社民党京都府連合・新社会党はそれぞれの京都府連合・京都府本部が連帯のあいさつを行い、日本共産党・立憲民主党・国民民主党からはメッセージが寄せられた。集会は最後に、実行委員会の構成団体の中から米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会、ZENKO―平和と民主主義をめざす全国交歓会、ユニオンネットワーク・京都、京都沖縄連帯集会実行委員会からの決意表明が行われて終了した。沖縄県民投票において、辺野古埋め立て反対の圧倒的な民意が示されたにもかかわらず、安倍政権は三月二五日から新たな工区での埋め立てを強行しようとしている。これと断固として対決し、辺野古新基地建設阻止へ総決起しよう。


 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.