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     3月10日 福岡

    原発のない未来は そう遠くない!

   さよなら原発!北九州集会
     

  
 北九州では、三月一〇日一二時五〇分から風雨の強まる中、六〇〇人の参加で反原発集会が開催されました。
 集会は合唱グループによる合唱の後、お笑い夫婦コンビおしどりマコ・ケンのライブで始まりました。「福島原発事故が起きる前は、原発について考えてこなかった」「事故後、福島に通って見聞きしたり学習する中で、初めて原発、放射能の怖さを知った」「しかし流れてくる情報は真実を語っておらず、段々と報道も少なくなった」「芸人自身も原発問題についてあまり語らない中で、知らなかった反省の意味も込めて自分たち自身で発信していこう」「少しずつでも声を出していこう、そして繋げていこう」と夫婦芸人らしく時折会場を笑わせながらの軽快なライブでした。
 続いて、主催者を代表して深井守事務局長から「欧州では風力や太陽光などの発電コストが下がり、経済性と環境保護の両面から再生エネルギー思考が強まり企業による購入が急増している」「日本政府と原発メーカーが進めてきた原発輸出計画は総崩れだ」「国会での審議と国民的議論を同時に進め、原発を廃炉に追い込もう」と集会の基調的なアピールがありました。
 その後原発事故避難者からの発言、九州玄海訴訟弁護団から玄海原発運転差し止め訴訟の現状の報告があり、生協団体、港湾労組、病院労組など各団体からの発言に移っていきました。
 「あらかぶさんを支える会・北九州」からは「福島原発事故の収束作業に北九州から仲間と行き、被ばくし急性骨髄性白血病を罹患し損害賠償を求めて闘っている労働者を支援している」「裁判で被告東電・九電は、たばこやお酒の方が放射能被ばくよりも因果関係が高いと労災認定基準すら否定している」「あらかぶ裁判を勝利させることが、あらかぶさんだけでなくすべての原発関連で働く労働者への補償と健康を守っていく事になる」「この闘いを廃炉へと繋げ、原発のない社会にしていこう」と力強い発言がされました。
 最後に、毎週金曜日に小倉駅前で行われている金曜行動と同じように「原発いらない!」のシュプレヒコールで集会が締めくくられました。この日は最後まで雨風が収まるどころかますます強くなってきていたのでデモは中止になりました。
 すでに破綻している安倍政権の原発政策を、広範な労働者・市民の力で打ち破り、全原発の即時停止・廃炉に向けてさらに行動していきましょう。(K)



 

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