共産主義者同盟（統一委員会）

■3月16日　東京　首相官邸前

　　　辺野古新基地建設反対！

　　「沖縄県民大会」に連帯し2500人が結集
　　　　　

　　　
　「辺野古新基地建設絶対反対」「県民投票無視するな」「民意を無視する政府はいらない！」首相官邸前で怒りのシュプレヒコールが響きわたる。
　「辺野古新基地建設反対！　沖縄県民投票の黙殺を許さない」アクションが三月十六日午後二時から、「止めよう！　辺野古埋立て」国会包囲実行委員会（国会包囲実）の呼びかけで闘われた。この行動は、同日沖縄現地で行われていた「土砂投入を許さない！　ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める３・16県民大会」に呼応して取り組まれ、二五〇〇人が結集した。
　司会の沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの「沖縄の民意は、基地はいらない。辺野古新基地建設断固反対に決まりました」というあいさつで行動が開始された。
　首相官邸に向けた怒りのシュプレヒコールに続いて、主催者あいさつに木村辰彦さん（国会包囲実）が立った。木村さんは「県民投票で私たちは勝利しました。国会の質疑で、大浦湾の軟弱地盤のことが明らかになり、知事に設計変更を申請しなければならない。県は承認しないので、辺野古に基地は作れません。沖縄と『本土』の闘いを一つにして、辺野古に新基地を作らせない闘いを闘おう」と訴えた。
　戦争をさせない一〇〇〇人委員会、安保破棄中央実行委員会、憲法９条を壊すな！　実行委員会、「辺野古」県民投票の会、東京全労協、Ｆｏｅジャパン、画家・映画監督、ＪＶＣ・非戦ネット、辺野古問題を考える小平市民の会と、二時間にわたりリレー形式で様々な分野の人が発言を行った。
　発言の最後に、「辺野古の海を土砂で埋めるな！　首都圏連絡会」の中村さんが行動提起を行った。三月二五日から、新たな区域での土砂投入が強行されようとしていることに対し、これを阻止するための連続行動が提起された。三月二二日から連続で、情宣、土砂埋立て企業への抗議行動、集会・デモ、官邸前座り込みへの参加が力強く訴えられた。
　途中、沖縄現地の「県民大会」での玉城知事のメッセージが読み上げられている音声が電話中継された。また、オール沖縄会議からのメッセージが読み上げられ参加者全員が拍手で確認した。
　首相官邸に向けたシュプレヒコールで行動を締めくくった。