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     3月17日 福岡 

    「憲法が生きる未来を! 福岡県集会」

     3000人が結集し開かれる
     

   
 三月一七日「憲法が生きる未来を! 福岡県集会」(主催・福岡県総がかり実行委)が、憲法・反戦・脱原発・労働などをテーマに福岡市冷泉公園でおこなわれた。福岡県下の労働組合や平和運動団体など三千人の労働者市民が結集した。集会後福岡市内繁華街へ二コースに分かれて、デモ行進を行なった。
 集会は「沖縄に連帯して、民主主義を破壊するアベ政治を終わらせよう」との主催者あいさつに続いて、ゲストスピーカーの大学教員から「右も左も保守もない。大金持ちのための政治ではなく国民みんなのための政治を!」と題する講演がおこなわれた。
 つぎに築城の闘いの報告があった。「築城基地は米軍基地にさまがわりしようとしている。昨年岩国のF35Bがトラブルをおこして築城に緊急着陸した。F35Bは政府が一〇五機を一七兆七千億円で米国から買う予定だが、機体の危険性は明らかだ。日米の訓練を頻繁に行っていて、厳しい訓練の中で二月築城のF2が墜落したばかり。事故があいついでいる。昨年の岩国海兵隊のFA18戦闘攻撃機の緊急着陸が二九回にのぼった。日米共同訓練と築城の米軍基地化が進んでいる。日米合同委員会は昨年、普天間基地の代替え基地として築城基地の滑走路を三〇〇m伸ばし二七〇〇mにすること、米軍用の弾薬庫、駐機場、二〇〇人の宿舎の建設を決定した。沖縄の負担軽減というのはウソで、沖縄の負担はさらにひどくなっている。日本全土を米軍が使い勝手よくかえていく。岩国、築城、新田原を米軍が一体で使う。沖縄と連帯して戦争に反対して共に闘おう」と訴えた。
 さらに労働、医療・福祉、消費税、玄海原発再稼働反対を訴える反原発団体など各層からのスピーチ、政党・国会議員などのあいさつが続いた。最後に集会アピールを採択して、デモに出発した。「安倍政権を退陣させよう!」安倍政権への怒りの声があちこちから上がった。
 築城基地前座り込み行動(二の日行動)がはじまった三〇周年にあたる六月二日に、「築城基地の米軍基地化を許さない! 福岡県集会」が呼びかけられている。一九八七年四月二日に日米共同訓練に反対する人間の鎖などの抗議行動が取りくまれた。これを受け二の日行動が六月二日からはじまった。地元・北九州・大分・福岡など各地域から集まり継続して座り込み行動が三〇年にわたり取り組まれてきた。
 岩国米軍基地の空母艦載機の移駐と一体の、築城基地の米軍基地化―機能強化を許してはならない。米軍再編のロードマップでは「緊急時の築城基地使用のための施設整備」とされていたが、「緊急時の一時使用」とは別物の米軍がいつでも使用できる恒久基地にしようとするものにほかならない。昨年一二月に普天間所属のオスプレイがはじめて投入され、築城基地と日出生台演習場、岩国基地を結んだ日米共同訓練が強行されている。「沖縄の負担軽減」を口実にした全国の基地強化に反対しよう。築城基地の米軍基地化に反対しよう。




 

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