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     3月21日 東京 

    3・21さようなら原発全国集会に

            一万人が結集
     

   
 三月二一日、東京・代々木公園B地区において「3・21さようなら原発全国集会」が「さようなら原発」一千万署名市民の会が主催し、「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」が呼びかけて開催された。全国から一万人の労働者・市民が結集した。
 一二時三〇分から第一部の野外ステージのコンサートが開始され、李政美(イジョンミ)さんの歌が披露された。
 一三時三〇分から、第二部の集会が開始された。
 開会あいさつに立った鎌田慧さん(呼びかけ人)は、「とにかく早く原発を止める、廃炉にする。そして安心して暮らせる社会にする。そのことが現在生きている私たちに、未来から託されている課題です。安倍政権は、脱原発を考えられない。電力会社や原発関連企業の利益のためだけに、再稼働に踏み切っている。命をも犠牲にする安倍政権を打倒しよう」と訴えた。
 福島からの発言では、人見やよいさん(福島原発告訴団)と、熊本美彌子さん(避難の共同センター)が発言に立った。人見さんは、福島原発事故による放射性物質の汚染問題が解決していないにもかかわらず、福島への帰還が進められていることや、汚染水を海洋へ流そうとしていることに対し、「事故の責任を東電や国が取っていないからだ」と怒りの発言をおこなった。
 熊本さんは、「政府は都合のいいように、放射線の数値をいじり、避難すべき数値を以前の規制値より高く設定し、避難させないようにしている。自主避難者に対しては、住宅支援を打ち切り、現在住んでいるところから叩き出そうとしている」と安倍政権を徹底批判した。
 阿部功志さん(東海村村議会議員)は、東海第二原発の再稼働について、老朽原発を再稼働させるという危険極まりないことを批判。さらに再稼働費と廃炉費用は結局電気料金に上乗せし、電力会社は利益をむさぼるというからくりを暴露した。
 その後は、衆議院議員、高校生平和大使、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」、フクシマ連帯キャラバン、落合恵子さん(呼びかけ人)が発言した。
 集会決議文が読み上げられ、採択。そして会場の参加者がプラカードを掲げシュプレヒコールをあげた。
 閉会あいさつを平和フォーラムの藤本さんがおこない、原宿、渋谷の二手に分かれてデモ行進を行なった。




 

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