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     3月24日 福井 

    老朽原発の再稼働反対

     高浜町で全国集会とデモ


   
 関西電力は、福井県にある老朽原発―高浜原発一、二号機(運転開始から四五、四四年超え)、美浜三号機(四三年超え)の再稼働の準備を進めている。三月二四日、福井県高浜町で、老朽原発の再稼働に反対する全国集会とデモが開催された。
 集会に先立って、午前、高浜原発前で関西電力への要請行動が行われた。「若狭の原発を考える会」が呼びかけ、二二〇人が参加した。原発近くの公園に集合し、高浜原発北ゲートまでミニデモ。関電の八木社長らに宛ててすべての原発を廃炉にするよう求める要請書を提出した。二二〇人の参加者は、原発前でシュプレヒコールを繰り返した。
 午後、高浜町文化会館に移動し、「3・24老朽原発うごかすな!高浜全国集会」(主催は原発うごかすな! 実行委員会@関西・福井)が開始された。
 主催者を代表して、「若狭の原発を考える会」の木原壮林さんは「若狭地方でも反原発は圧倒的な民意で、原発はあってほしくない、特に老朽原発は動かすな、の声が圧倒的。関電は、既存の原発すべてを六〇年まで延長しようと画策する電力会社の露払いをしようとしている。これを許してはならない。その関電は、老朽原発の再稼働の予定を半年以上遅れると発表した。まともに工事予定を立てる能力もなく、トラブル続きの関電には老朽原発を安全に動かせない。今日の集会と5・19関電包囲集会を成功させよう」と発言。「原子力発電に反対する福井県民会議」の中嶌哲演さんは「巨費を投じている延命工事が終わってからではなく、直ちに中止させよう」と訴えた。
 たんぽぽ舎、脱原発アクションin香川、名古屋の老朽原発廃炉訴訟の市民の会と弁護団など各地の参加者が活動報告を行い、地元の福井、滋賀、京都から九団体が発言した。そして福井・関西の五つの労働団体の発言・決意表明が続いた。
 集会終了後に、高浜町内をデモ行進。窓から手を振る人や声をかけてくる人もおり、地元でも原発再稼働、特に老朽原発再稼働には多くの人が反対していることが実感された。




 

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