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     11・29 東京

   労働と生活、社会を変えていく20春闘を!
       8時間働けば生活できる賃金を! 暮らせる社会を!
   「20けんり春闘全国実行委員会」が発足
   
      

 
 二〇一九年一一月二九日夜、「20けんり春闘発足総会」が、東京・全水道会館に約一〇〇人が結集してかちとられた。
 第一部発足総会は、司会の森田・東京全労協副議長のもと、初めに代表挨拶を平賀・民間中小労組懇談会代表がおこなった。「賃金闘争の再構築しよう! 貧困格差拡大の中で労働時間の規制をかちとろう! ハラスメント法のガイドラインが審議されているが職場における人権を守ろう!労組運動の社会的広がりをつくろう!」と訴えた。
 次に中岡事務局長が、議案「20けんり春闘方針(案)」を提起した。
 要求のメインスローガンを、「労働と生活そして社会を変えていく20春闘を! 八時間働けば生活できる賃金を! 八時間働けば暮らせる社会を!」とした。具体的には、①どこでも誰でも月額二五万円以上、時給一五〇〇円以上の最低賃金保障を要求すること。中小零細・非正規労働者の低賃金是正、格差解消の闘いをめざす。②月額二万円(7%)、時給一五〇円以上の賃上げを!(昨年同額) ③時間外労働を一日二時間、月二〇時間、年一五〇時間以内に、インターバル休憩(一一時間)、など九項目要求を提起し、社会的課題への取り組みも訴えた。
 また、官民連帯、職場・地域連携を強調して、スト配置を背景に闘う。春闘日程として、二月一四日けんり総行動、三月一日外国人労働者総行動、三月一九日経団連行動、等々が提起され、全体の拍手で採択された。
 そして特別報告を、全日建運輸連帯労組の小谷野書記長がおこなった。不当逮捕八一人、起訴六四人という、「裁判所の不当労働行為」というべき労組壊滅大弾圧に対して、胸を張って闘い続けていきたい、と訴えた。
 第二部の学習集会は、中島・全国一般東京南部委員長の司会で、講演をSDGs(エスディジィズ)市民社会ネットワーク理事の稲場雅紀氏がおこなった。
 そして、参加労組の決意を、①全水道東水労の久保書記次長が、都の賃下げと民間委託の攻撃に対して断固ストで闘うと発言した。②全港湾の松永書記長は、港湾産別最賃が一六年から回答が出されていないが来春闘も頑張るとの決意を明らかにした。③郵政ユニオンの日巻委員長が、非正規格差是正判決をかちとってきたが、来年二月には全国統一集団訴訟を闘うと、二〇条裁判第二次訴訟について訴えた。
 最後に、団結ガンバロウを、全造船関東地協労組の宇佐美氏がおこない、総会を締めくくった。



 

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