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     12・8 大阪

   老朽原発うごかすな!
    関電包囲大集会が成功
      

 
 一二月八日、「老朽原発うごかすな! 関電包囲大集会」が、大阪の関西電力本店前で行われた。呼びかけたのは、「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」。この集会は一一月二三日から始まった高浜原発から関電本店に向かうリレーデモの最終日の取り組みとして行われた。
 発覚した原発マネーの不正還流問題が人々の怒りを拡大させる中でも、関西電力はあくまで四〇年越えの老朽原発の再稼働をおし進めようとしている。高浜原発一、二号機、美浜原発三号機がそのターゲットだ。老朽原発を再稼働させるリスクは計り知れない。
 こうした中で「若狭の原発を考える会」などでつくる「原発うごかすな! 実行委員会@関西・福井」は、これら老朽原発の再稼働阻止をアピールするために、高浜原発前を出発して、福井、滋賀、京都、大阪の各府県を通って関電本店前に至る、全行程約二〇〇㎞、一六日間に及ぶリレーデモに取り組んだ。その過程では沿線の自治体への申し入れなども行われてきた。また、このメインのコースだけでなく、福井、兵庫、奈良などで連動したリレーデモも取り組まれてきた。そのようにして今回のリレーデモは、若狭の老朽原発の再稼働阻止に向けて、これまで以上に多くの個人・団体をつなぐ取り組みとなった。
 このリレーデモの結論としての関電包囲大集会には全国から約一一〇〇人が結集し、関電本店を包囲した。
 主催者あいさつに立ったオール福井反原発連絡会の林ひろかずさんは、原発マネーの不正還流問題の徹底究明を訴え、この日を国策として原発を推進する安倍政権を追い詰めるスタートの場にしよう、と訴えた。
 その広がりも反映して集会でのアピールは、リレーデモの各県の参加者、老朽原発の立地地域、福島からの避難者、福井・関西の原発に反対する市民団体、労働組合からの発言と多彩だった。
 集会の最後に「若狭の原発を考える会」の木原壯林さんが集会決議を読み上げ、まとめの発言を行った。決議は「来年早々には万余の民衆が結集する大行動を準備し、その力によって老朽原発の廃炉を勝ち取り、原発全廃に向けて大きく前進する」と力強くうたっている。老朽原発の再稼働阻止と原発全廃に向けてさらに大きく闘い推進していこう。


 

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