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     2・9 東京

   都教委の暴走をとめよう!
       包囲ネットが総決起集会

 
 二月九日、東京・千代田区の東京しごとセンター講堂で、「都教委の暴走をとめよう! 都教委包囲・首都圏ネットワーク」主催の「2・9総決起集会」が開催された。集会には各地から九〇名が参加した。
 一三時三〇分、開会あいさつにつづいて都教委包囲・首都圏ネットワークの見城さんが基調報告に立った。見城さんは、昨年の「天皇代替わり」のなかで、大阪のある小学校で「皇国史観」にもとづく集会がおこなわれたり、東京の八王子で「天皇奉迎」に小学生が動員されたことを弾劾した。基調報告では次のような内容が明らかにされた。戦前、労働組合を否定し民主主義を否定した歴史が、安倍政権のもとで繰り返されようとしている。ヘイトスピーチが広がっている。これはファシズム的動きだ。今回は、関西生コン労働運動への弾圧を取り上げ、ファシズムへの警戒心と闘いを重要視していきたい。反「日の丸・君が代」と労働組合運動潰しとの闘いが本集会の基軸であるとした。
 つづいて、関西生コン弾圧反対弁護団の永嶋靖久弁護士による講演がおこなわれた。永嶋弁護士は、関西生コン(全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部)の成り立ちなどを説明しながら、大企業側からの切り崩しと警察・検察による労働者に対する酷い弾圧の状況を報告した。
 講演につづいて現場からの報告では、①変形労働時間制と教育労働者の闘い、②義務制の学校現場から、③「天皇奉迎」に子どもを動員することに反対して闘う、④天皇「代替わり」を闘って、⑤国威発揚オリンピック・パラリンピックへの子どもの動員に反対する、⑥「聖火リレー」動員に反対する、⑦「君が代」被処分者たちと高校の現場、⑧自治委員会、つぎつぎと闘いの報告を受けた。
 行動提起では、卒業式でのビラまきが提起された。
 「集会決議」とともに、「東京五輪の観戦やボランティアなどに生徒たちを強制動員しないよう求める特別決議」が読み上げられ採択され、最後に「団結ガンバロー」で集会は締めくくられた。


 

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