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     2・14 東京

   「設計変更」許さない!
  「埋めるな!連」がアピール・デモ
    
 

 
 二月一四日午後、新宿駅前を中心に、「辺野古の海を土砂で埋めるな! 首都圏連絡会(埋めるな!連)」呼びかけの、「『設計変更』許さない! 辺野古新基地つくらせない! キャンペーン行動」が取り組まれ、一六〇名が参加した。
 政府―防衛省は、これまで何度も示されてきた沖縄人民の「辺野古新基地建設反対」の民意を踏みにじり、工期が最低でも一二年、当初見込みの三倍以上の工費(九三〇〇億円以上)を投入して、辺野古新基地建設強行のための「設計変更」を年度内にも沖縄「県」に申請しようとしている。
 今回の新宿でのキャンペーン行動は、政府の「設計変更」申請強行を阻止するために、「埋めるな!連」が二月一六日から二五日までの一〇日間を、各地での集中したアピール期間として設定した第一弾だ。
 午後一時から行動は始まり、新宿駅西口、南口、新宿三丁目交差点の三か所で、リレー・アピールやリーフレット配布などの情宣活動が約一時間にわたって行われた。
 二時からは、参加者全体が結集して新宿アルタ駅前広場でアピール活動が行われた。
 はじめに呼びかけ団体の「埋めるな!連」からあいさつが行われ、「三月初旬にも政府は設計変更申請に踏み込もうとしている。防衛省はこれまで大浦湾側に広がる『軟弱地盤』の存在を『調査していない』ことを理由に隠し続けてきた。しかし実際にはボーリング調査が行われており、確かに『軟弱地盤』が存在していることが発覚すると、今度は『これは強度を示す数値ではない』などと嘘をついている。こんなでたらめを許してはならない。本日から二五日まで大キャンペーンを展開して、設計変更申請を止めさせ、政府―防衛省の無謀な工事強行を断念させよう」と語った。
 つぎに沖縄現地から、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんの電話回線を通じたアピールが行われた。また、「ストップ! 辺野古埋め立てキャンペーン」、「止めよう! 辺野古埋め立て国会包囲実行委員会」、辺野古現地で闘う抗議船の船長が、それぞれ活動報告や辺野古現地の状況、行動の呼びかけを行った。
 アピール行動の最後に、全員でプラカードを掲げて、「辺野古新基地建設反対!」「都合の悪いデータを隠すな!」「設計変更許さない!」などのシュプレヒコールをあげた。
 その後、新宿駅前を一周するデモに出発し、プラカードや横弾幕、辺野古・大浦湾のサンゴを写した写真パネルを掲げて、沿道の人びとに辺野古新基地建設反対を訴えていった。



 

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