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     3・27 大阪

   延期ではなく中止を!
  
   大阪でオリンピック反対集会
   


 
三月二七日、「福島原発事故の幕引きを許さない!」をスローガンにして「東京オリンピック・パラリンピック反対! 3・27集会」が大阪市内で開催された。主催は昨年のG20大阪サミット反対闘争を取り組んだ諸団体などで構成された実行委員会で、アジア共同行動・京都も呼びかけ団体のひとつになっている。
 この集会の数日前に東京オリンピックの開催延期が発表されたが、それによってオリンピックの持つ問題性が無くなったわけではない。それゆえ、「延期ではなく中止を」という呼びかけの下にこの日の集会は始まった。
 集会のメインの講師は小倉利丸さんで、演題は「メガイベント―オリンピックとコロナウィルスに共通する資本主義の危機」というものだった。
 講演はとくに新型コロナウイルスの問題に多くの時間が割かれた。小倉さんは、現在の情勢のなかで権威主義が増長し、民衆の政治的・社会的権利が脅かされようとしていることを指摘した。同時に、「生存の権利」が脅かされる状況の中で、資本は「生存の平等」を保障できないとして、資本主義に代わる社会を構想する私たちの想像力が問われていると指摘した。
 その後、原発避難者の立場から「ゴーウェスト」の方が発言し、巨大イベントを利用した立ち退き強制との関連であいりん労働福祉センターの閉鎖問題について釜ヶ崎センター開放行動の方が報告した。
 集会ではさらにいくつかの実行委構成団体および大弾圧と闘う連帯労組関西生コン支部からのアピールを受け、最後に翌日の梅田解放区のデモなどの行動提起が行われた。



 

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