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     3・28 京都

   20春闘勝利にむけ
       
集会、デモを開催   

 
 三月二八日、京都市の東山いきいき市民活動センターで、「20春闘勝利! 京都総決起集会」が開催された。京都の中小企業の労組などで組織するユニオンネットワーク・京都が主催し、四五名が参加した。
 集会では、主催者から20春闘では、「新型コロナウィルスの感染が世界的に拡大し、WHOがパンデミック宣言を出す中、〇八年のリーマンショック以降、爆発寸前となっていた経済危機の引き金となる可能性がある。労働者・民衆の生活と権利を守るだけではなく、最大のしわ寄せを受ける『社会的弱者』といわれる人々のためにも闘うこと、分断され不安にさらされている労働者に対して、労働組合に団結することが生存権を守る道であると訴えよう」という提起が行なわれた。
 また、郵政ユニオンから、会社が「学校が臨時休校になって、子供の面倒を見るために休業する場合は年次有給休暇を取って休め」という通達を出した。郵政ユニオンはこれを批判し、申し入れを行なった結果、年休の有無に関わらず、有給の特別休暇で休むことを了承させた、という闘いの報告も行われ
た。
 その後、各労組の春闘取り組みや争議の報告が続いた。JAL争議団からは、「最高裁でも敗北し一〇年目を迎え、厳しい闘いになっているが、労働組合つぶしが本質であり、自分たちが闘い続けることが、JALで働く全ての労働者の労働条件を守る闘いになっている」との発言があった。
 連帯労組関生支部からは、一連の労組弾圧との闘いが報告された。また、参加した組合員からは「自分は被疑者でもないのに自宅にガサが入り、関係のない私物まで勝手に詮索された。夫も組合員だったが、会社から組合を脱退しないと仕事をさせない、などと脅され、組合を辞めざるを得なくなった。本当に悔しい」と発言。経営者、警察が一体となって組合潰しのための弾圧と不当労働行為を行なっている実態を明らかにした。
 その後、アジア共同行動・京都、米軍Xバンドレーダー基地反対京都連絡会、若狭の原発を考える会、NO BASE! 沖縄とつながる京都の会、からアピールを受け、集会は終了した。「20春闘勝利! 労働組合はコロナ危機に負けない!」とアピールした。
 また、集会に先立って同日午前、連帯労組関生支部への不当弾圧に抗議し、京都地裁に宛てた公正裁判要求の署名活動も行なった。




 

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