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■4・7 東京 「緊急事態宣言」発令弾劾! 新宿で緊急抗議行動 前号で速報したように四月七日一八時から、都教委包囲・首都圏ネットワークの呼びかけで、安倍政権による緊急事態宣言発令を弾劾する緊急行動が、新宿アルタ前で取り組まれた。 三月下旬、世界中で拡大する新型コロナウイルス感染によって、東京オリンピック・パラリンピックの一年延期が決定してから、それまで隠蔽されてきた日本国内の感染者数が顕在化した。それを受けて手のひらを返すように、東京都知事小池をはじめ、「感染拡大防止のため」として、新型インフルエンザ等対策特措法に基づく「緊急事態宣言」を要求する声が急速に高まった。 しかし、コロナウイルス感染拡大は、オリンピック開催のため、感染拡大を隠蔽し、感染拡大封じ込めの医療上の本格的対策をとらなかった安倍政権に責任がある。「緊急事態宣言」など発令しなくても実効性ある対策はいくらでも可能であった。 都教委包囲ネットの呼びかけに、一〇〇名の人々が結集した。 主催者挨拶に続き、反基地運動家や医療労働者など安倍の改憲と戦争、新自由主義攻撃と闘う様々な立場から発言がなされた。 奇しくも、新宿アルタの大型スクリーンに「緊急事態宣言」の発令を表明する安倍の記者会見が中継されるなか、弾劾行動は行われた。 「緊急事態宣言弾劾!」「自粛と補償はセットだ!」「安倍はやめろ!」とシュプレヒコールが何度もあげられた。 |
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