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     4・10 京都

   生活を保障しろ!改憲に利用するな!

   「緊急事態宣言」に抗議して緊急行動 


 四月一〇日夕方、京都駅前で、「安倍の『緊急事態宣言』に異議あり!」を掲げた緊急の街頭宣伝活動が取り組まれた。呼びかけたのは「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」と「NO BASE! 沖縄とつながる京都の会」の二団体。緊急の呼びかけにもかかわらず、約二五人が集まった。
 用意された横断幕には、「安倍の『緊急事態宣言』に異議あり!」と合わせて、「生活を保障しろ! 改憲に利用するな!」というスローガンが書かれていた。
 外国からの観光客も多い観光都市京都では、新型コロナウイルスの感染拡大のなかで、人通りが激減している。安倍の「緊急事態宣言」、あるいは京都府知事の「準緊急事態」宣言以後、それはさらに少なくなっている。この日の緊急行動時にも人通りは多くはなかった。
 しかし、今回の行動で特徴的だったことは、普段の同じ場所での宣伝活動の時よりもビラの受け取りが良かったことである。そのほとんどは仕事帰りの労働者だが、自ら手を差し伸べてビラを受け取っていく人が何人もいた。それは、とりわけ安倍政権が外出自粛や休業を「要請」しておきながら、それによって受ける被害に対する補償を行わないことへの人々の怒りを反映してのことだろう。
 多くの人々は新型コロナウイルスの問題に対する安倍政権の対策・対応に疑問を持ち、怒っている。当然だ。そうした中で、社会運動の側は自粛したり委縮したりすべきではない。感染拡大防止の対策をとりながら、創意工夫をもって労働者人民の命と生活、権利を守るための取り組みを進め、新型コロナ問題を戦争体制づくりに利用しようとする安倍政権と対決していこう。


 

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