共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

     6・20 東京

   いっしょに生きぬこう!新宿駅一周デモ闘う
    
 労働相談、生活相談も実施


 
 六月二〇日午後、「戦争法廃止・安倍たおせ! 反戦実行委員会(反戦実)」などで構成される「いっしょに生きぬこう6・20新宿デモ実行委員会」が呼びかけた行動が取り組まれた。
 午後一時より新宿駅東口のアルタ前広場で、実行委参加各団体・個人からのリレーアピールと、同時並行して全労協全国一般東京労働組合の労働相談、新宿連絡会の生活相談会が開催された。
 はじめに、主催者挨拶を実行委の松平直彦さんが行った。松平さんは「世界の覇権国アメリカ国内では、一一万人もの人が新型コロナウイルス感染症で死んでいる。世界中で四千万人もの人々が失業に追い込まれ、生きていけなくなっている。日本でも政府の無策によって『自粛』という名の休業、外出規制が強制されている。このような情勢の中で、私たちは横につながって助け合って生きぬいていく必要がある。安倍政権はコロナ禍のどさくさにまぎれて辺野古新基地建設を強行している。また、コロナ禍を利用して改憲へと突き進もうとしている。本日の行動を契機に共に生き、共に闘っていこう」と語った。
 続けて、全労協全国一般東京労組、東京労働安全衛生センター、コリアNGOセンターの方々が、それぞれ労働相談・生活相談などコロナ禍の中での活動報告や、問われている課題の提起を行なった。
 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲さんは、「米軍嘉手納基地内で新型コロナ感染者が発生したことが明らかになった。米軍は沖縄に入る際に入国ビザもないし、検疫も受けることなく自由に移動できる。そして、米兵は基地の外に出て民間人と接触する機会は多い。にもかかわらず、米国防総省は四月に、安全保障上や基地運用上の問題を理由にして一切公表しないと通告してきたのだ。沖縄の人々の生命を軽視する米軍の姿勢がコロナ禍で改めて明らかとなった。辺野古では、設計変更申請が強行され、埋め立て工事も再開された。辺野古新基地建設を阻止するために皆さんに今後とも協力をお願いしたい」と語った。
 さらに、「戦争に協力しない! させない! 練馬アクション」の池田さん、「九条改憲阻止の会」の平岡さんが、アピールを行なった。
 全体でシュプレヒコールをあげた後、新宿駅周辺を一周するデモに出発した。デモ隊は「自粛要請」解除で再び活気を取り戻しつつある新宿駅前を通行する人々に対して、コロナを口実とした緊急事態改憲反対、休業への補償要求、安倍政権打倒を訴えていった。
 デモ終了後、再びアルタ前に集まり、「解除しようが補償しろ! デモ実行委員会」、全国一般南部労組、大学での学費減免やオンライン授業対策支援を求めて署名活動に取り組む仲間からのアピールが行われた。
 最後に、司会者がまとめと今後の闘いの呼びかけを行い、行動は終了した。




 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.