共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

     6・28 京都

   円山野音で沖縄連帯集会
      四〇〇名が市内デモ

 
 六月二八日一四時から、「基地のない平和な沖縄・日本・東アジアを! 6・28京都集会」が、約四〇〇人の結集で円山公園野外音楽堂で開催された。ゲストは、沖縄から昨年の参議院選挙で「オール沖縄」の統一候補として当選した高良鉄美さん、今年の四月に京丹後市議会議員選挙で当選した永井友昭さんであった。この集会は、毎年六月に超党派の結集で開催されてきたものである。
 集会はオープニングの後、実行委員会共同代表の大湾宗則さんの主催者あいさつで開始された。大湾さんは、コロナ危機のなかで安倍政権が辺野古新基地建設の設計変更申請を行い、沖縄の民意を踏みにじって新基地建設を強行してきたことを厳しく弾劾した。また、沖縄「県」のもとに設置された万国津梁会議が玉城デニー知事への「提言」を提出し、普天間基地の海兵隊を本土の自衛隊基地に移転させることを辺野古新基地建設の代案とすることを提案したことに触れ、深い危惧を抱いていることを表明した。そして、全力をあげて辺野古新基地建設を阻止することを呼びかけた。
 月桃の花歌舞団のミニ公演の後、高良鉄美参議院議員が講演を行った。高良さんは、大日本帝国憲法と日本国憲法の歴史と構造的な違いを沖縄に焦点をあてつつ説き起こした。そして、日本国憲法のもとで沖縄はアジアと日本の結節点として大きな可能性があり、基地の島として戦争のためにだけ使われることはもったいないと訴えた。
 この講演に続いて、永井友昭京丹後市議会議員が、市議選での支援に感謝しつつ、市議会議員としての新しい活動を紹介し、米軍Xバンドレーダー基地の撤去を訴えた。集会宣言の採択の後、川口まゆみさんとおもちゃ楽団の歌が披露され、集会は終了した。そして、集会参加者は河原町御池までのデモを行った。
 コロナ禍のもとで進められてきたこの集会の準備では、感染の防止や会場使用の制約などいくつもの困難にぶつかったが、ほぼ例年規模の結集を実現できた。辺野古新基地建設を強行する安倍政権への怒りと沖縄の闘いへの熱い連帯の思いによって、集会は大きな成功を収めることができた。




 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.