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     7・24 大阪

   オリンピックは今すぐ中止を!
  開会式予定日に大阪で抗議デモ

 
 現在の日本と世界の新型コロナウイルスの感染状況では、オリンピック・パラリンピックの二〇二一年開催などできようはずもない。しかし、安倍はあきらめず、直近にも「アスリートや大会関係者の入国に向けた措置を検討していく」などと五輪開催に向けた決意を述べている。
 そうしたなかで、東京オリンピックの当初の開会式予定日だった七月二四日、大阪市内で「五輪中止いますぐ決めろ7・24デモ」が行われた。主催は「東京オリンピック・パラリンピック反対! 実行委員会」。同実行委員会はさる三月にもオリンピックの延期ではなく中止を求める講演集会を行っている。
 デモ出発を前に、豊崎西公園で集会が持たれ、コロナ生活補償を求める大阪座り込み行動、ゴーウェスト、釜ヶ崎センター開放行動、AWCユース、労働者共闘、連帯労組関西地区生コン支部がそれぞれ発言した。短時間ではあったが、福島と被災者・避難者の現実、西成再開発とその日雇い労働者に対するしわ寄せや排除への抵抗、現在のコロナ禍の下でのとりわけ在日・滞日外国人に対する差別排外主義との対決の必要性など、さまざまな角度から東京五輪の問題点を指摘し、その中止を求める発言が行われた。また、大阪における維新政治に対する批判もあった。
 人通りの多い繁華街を通るデモでは、「五輪中止今すぐ決めろ」、「スポーツを金儲けの道具にするな」、「天皇の開会宣言は憲法違反」のシュプレヒコールが、街行く人々の注目を集めた。手を振るなどしてデモに共感を示す人もいた。


 

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