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     1・12 千葉

   反対同盟新年デモ・団結旗開き
    二〇二〇年第一波の闘い
    市東さんの農地を守り抜こう
      

 
  一月一二日、三里塚芝山連合空港反対同盟が新年デモを取り組み、団結旗開きを開催した。新年第一波の闘いに決起し、市東さんの農地を守り抜く決意を打ち固めた。
 はじめに、東峰神社において毎年恒例のしめ縄の交換をおこない、開拓組合道路へと移動した。

 ●意気高く新年デモ

 開拓組合道路に結集し、参加者全員のシュプレヒコールで開始された。
 司会の太郎良さんのあいさつに続いて、反対同盟事務局の萩原富夫さんがあいさつに立った。萩原さんは「一月一六日の東京高裁での請求異議裁判控訴審が近づいている。東京高裁は、三月二五日で結審だということを言っているが、それを許さない闘いを1・16で闘おう」と訴えた。
 つづいて、動労千葉、市東さんの農地取り上げに反対する会、反対同盟顧問弁護団、飛び入りで参加した茨城県の二人の住民が発言した。成田空港は空港機能強化によって茨城県稲敷市の一部の地域が騒音区域に入ることになる。第3滑走路建設―空港機能強化反対をともに闘う旨の連帯アピールがおこなわれた。
 集会の最後に再度シュプレヒコールをあげ、開拓組合道路から市東さんの南台の農地まで、意気高くデモ行進した。

 ●農地を守り抜く決意固めた旗開き

 成田市内のレストランに移動し、午後一時から団結旗開きが開催された。
 司会進行は、木内敦子さんと宮本麻子さんが務めた。
 はじめに、萩原富夫さんが「闘争宣言」を読み上げた。闘争宣言は、第一に市東さんの農地を守り抜くこと、第二に第3滑走路建設・空港機能強化策を粉砕する、第三に戦争と改憲を許さず安倍政権打倒へ決起しよう、の三点を掲げ、3・29三里塚全国総決起集会への結集を呼びかけた。
 つづいて、市東孝雄さんが「今年は三月結審が入りそうです。そんなことで負けたという気持ちにはなりません。五四年闘ってきて、それでも潰されず、ここまで闘ってきた。二〇二〇年の農政のやり方は許せません。労働者に対する政策もそうです。三里塚からまず声を上げていく。絶対反対で闘っていく」と力強い決意を明らかにし、乾杯の音頭をとった。
 連帯発言では、動労千葉につづいて、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部の西山直洋さんが発言。西山さんは、厳しい弾圧にも屈せず、二〇二〇年を闘い抜く決意を明らかにした。反対同盟顧問弁護団からは、正念場を迎える裁判闘争を、現地実力闘争と一体に闘い抜く決意が明らかにされた。
 その後、参加した各団体が次々に発言した。
 共産主義者同盟(統一委員会)の同志は、市東さんの裁判が東京高裁で年度内にも結審という正念場にあることを確認し、裁判闘争、そして農地死守実力闘争の現地攻防態勢を構築していく決意を述べた。その上で、米帝トランプのイラン戦争重圧、安倍の差別排外主義、改憲―戦争攻撃に対し、プロレタリア国際主義と革命的祖国敗北主義で闘い抜くことを強調した。
 最後に、伊藤信晴さんの音頭で団結ガンバローを三唱し、団結旗開きが締めくくられた。



 

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