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   1・1 大阪

  
関生弾圧抗議の元旦行動闘われる

   大阪府警に四〇〇名が怒りの声



 二〇二一年午前一〇時、大阪府警前に四〇〇名の闘う労働者・市民が結集して「労働組合つぶしを許さない元旦行動」が闘いぬかれた。「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会」が主催した。
 この日の行動はインターナショナルの歌唱から始まり、続いて司会者が「二〇一八年八月から始まった関生支部への弾圧は、未だに終わってはいない。不当な判決がいくつも出されて、労働運動そのものを否定するような動きが、警察・検察だけではなく、裁判所も一体となってマスコミを巻き込んで進められている。権利を取り戻すための一年にしたい。そのための元旦行動だ」と語った。
 大阪府警に対する怒りのシュプレヒコールに続いて、昨年大阪地裁、京都地裁で不当判決を受けた関生支部組合員三人が発言に立ち「自分たちだけの問題ではない。労働三権を守るために徹底的に闘っていきたい。自分は何も間違ったことはしていない。控訴審で無罪判決を勝ち取る」「政府・資本家は自分たちの思いどおりの社会をつくろうとしている。それに反撃しなければならない。このような不当判決を堂々と出す裁判官の意識も変えていかなければならない。今年一年闘い抜いて、完全勝利を勝ち取っていきたい」と決意を述べた。
 続いて、関西各地や東海地方から参加した労働組合や支援団体、そして連帯ユニオン議員ネットに参加する議員が次々と発言した。それぞれが各地で取り組んでいる弾圧弾劾の闘いの報告や、今後の闘いの提起などを行ない、関生支部と共に闘う決意を表明した。
 そして関生支部からは「延べ八九名が逮捕された大弾圧だが、昨年、委員長・副委員長を奪還し、仲間全員を取り戻すことができた。労働組合が団結する権利を、警察・検察が否定し、団体行動権を否定する。こんなことを許してはならない。全国の闘う労働者の団結の力で弾圧を粉砕し、勝利していこう」と訴えた。
 行動の最後に主催者から「仲間を奪還した。ここからが新たな闘いの始まりだ。逮捕や裁判を仕掛けたことは間違いだったと思わせることが大事。この闘いに勝利しない限り、我々に未来はない。もっともっと多くの人に訴えて仲間を増やしていこう」とまとめの発言が行われた。
 あらためて大阪府警に対して怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、元旦行動は終了した。全国の闘う労働者・市民の団結の力で反弾圧の闘いを前進させよう。



 


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