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   1・15 福井

  
大飯原発四号機の再稼働弾劾!

   若狭―関西から緊急抗議行動に結集



 
 「老朽原発うごかすな! 実行委員会」の呼びかけで一月一五日、関西電力によ大飯原発四号機の再稼働を弾劾する緊急現地行動が取り組まれた。
 これに先立つ一二月四日、大阪地裁は、国に大飯原発三、四号機の設置許可の取り消しを命じる判決を下した。判決は、関電が算出した耐震設計の前提となる最大規模の揺れ(基準地震動)の評価、およびそれにもとづく原子力規制委員会による審査の内容そのものについて、「看過し難い過誤、欠落がある」としている。しかし、政府と関電はそのような判決など無かったかのように、大飯四号機の再稼働に突き進んできた。徹底的に弾劾しなければならない。
 緊急の呼びかけにもかかわらず、当日は地元若狭や関西諸府県から約四〇人が大飯現地に結集した。デモで地元の人々にも再稼働反対・原発廃炉を訴えつつ、大飯原発ゲート前に向かい、代表団が関西電力に対して申し入れ書を提出した。ゲート前では、再稼働反対のシュプレヒコールと共に、各地から参加した仲間のアピールが続いた。抗議行動参加者はさらに、海沿いに大飯の街並みを進むデモ行進を行ってこの日の行動を終えた。
 関電の原発をめぐってはこのかん、高浜三号機での蒸気発生器伝熱管の減肉・損傷など、いくつものトラブルが起こっている。また、原発作業員の新型コロナ感染の問題もある。さらに、この日の大飯四号機の再稼働に続いて、菅政権と関電はいよいよ四〇年超えの老朽原発である美浜三号機、高浜一、二号機の再稼働に向かおうとしている。それを許さず、全力で闘おう。




 


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