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   2・7 東京

  
都教委包囲ネットが総決起集会

  「日の丸・君が代」強制反対
 「10・23通達」撤回


 
 二月七日文京区民センターで都教委包囲ネット主催による「『日の丸・君が代』強制反対! 『10・23通達』撤回! 2・7総決起集会」が闘われた。AWC・首都圏の仲間もこの集会の賛同団体としてともに闘っている。
 司会による主催者挨拶集会は始まった。「菅政権による学術会議介入を許してはなりません。国家権力による介入と闘っていこうではありませんか」と、力強く開会が宣言された。
 包囲ネット事務局から、この間の闘いの報告がなされた。昨年、安倍政権によるコロナ禍を利用した一斉休校攻撃を、包囲ネットは教育現場への国家権力の介入として問題にした。「新型インフルエンザ特措法」改悪―緊急事態宣言発令反対を、改憲反対と一体に国家権力におる教育現場介入を許さない闘いとして闘った旨が報告された。
 「学術会議任命問題と学問・教育の自由」と題する早稲田大学教授の岡田正則さんの講演が行われた。菅政権による学術会議任命拒否の当事者でもある岡田さんから、あらためてこの問題を報告してもらった。岡田さんは任命拒否の直接のねらいを、「政権に批判的学者を排除することによる学術会議の勧告・提言作成能力のはく奪であり、脅しによる御用機関化でもあります。それはまた同時に軍事研究への協力と推進を狙ったものです」と批判した。
 この講演をうけて、「新型コロナウイルス下での学校現場」と題する報告が行われた。
 特別支援学校の教員は「君が代」不起立の戒告処分について報告した。この教員には過去の不起立の件に関して都教委から戒告処分が出されている。明らかに不当な再処分である。教員からは都教委の横暴を許さず闘うという決意が明らかにされた。
 続いて高校の教員からの現場報告、独立教組からILO・セアート勧告について報告がなされた。また教育現場以外からオリンピック反対運動、「戦争・治安・改憲NO! 総行動」が連帯発言を行った。
 事務局から、集会決議と特別決議「東京五輪は即刻中止すべきである」が提起され、満場の拍手をもって採択された。最後に「団結ガンバロー」をもって集会がしめくくられた。
 今春、「日の丸・君が代」反対を闘おう! 「国旗損壊罪」成立を許すな!


 


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