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   3・6 京都

  バイバイ原発きょうと集会

     八〇〇名が参加しデモ


 
 三月六日、京都・円山野外音楽堂で、原発の即時廃炉と再稼働反対を訴える「バイバイ原発3・6きょうと」が開催され、約八〇〇人が参加した。主催は、集会実行委員会。
 集会では、福島原発告訴団団長の武藤類子さんが「福島原発事故の責任を誰がとるのか」と題して講演し、「廃炉作業に、一日四〇〇〇人の労働者を投入し、過酷な被曝労働の中で死亡者も二〇人ほど出ている。原発サイト内の一、二号機が見えるところに見学台を作って高校生を含む一般の人に見学をさせている。ここでは、毎時一〇〇マイクロシーベルトもある」。「この一〇年間、行われてきたことは、原発事故の問題を見えなくし、幕引きをもくろみ、被害者を切り捨てることではなかったかと感じている」と、原発事故以降の一〇年間と現在の福島について語った。
 続いて四つの団体が発言に立ち、それぞれの立場から闘いの報告や行動の提起を行った。
 「避難者へのアンケートで、避難してきた子供の六人に一人が引きこもりや不登校になっていることがわかった」(原発賠償京都訴訟原告団)。
 「稼働から四〇年をはるかに超える高浜原発一、二号機、美浜三号機の再稼働を阻止する闘いは今が正念場」(若狭の原発を考える会)。
 「原発事故から住民を守る自治体の対策がどんどん後退している。住民を守る法的責任を果たせという要求を自治体に突きつけ実行させていく取り組みを強めよう」(日本科学者会議京都支部)。
 「政府は原発を温暖化対策の柱に位置づけているが、これではCO2も削減できず、安全でも安価でもない」(気候ネットワーク)。
 集会後、「老朽原発動かすな!」「原発の即時廃炉!」「政府と東京電力は原発事故の補償を行なえ!」などと訴えて、京都市役所までデモ行進を行なった。


 


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