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   3・6 東京

 米韓合同軍事演習反対

   米大使館に抗議行動

 

 三月六日、「反戦実行委員会」の呼びかけで「米韓合同軍事演習反対! 米大使館抗議行動」が米大使館前で闘われた。われわれはアジア共同行動(AWC)の仲間と共に闘った。
 一二時に旧JTビル前に結集して米大使館に向かおうとすると、不当にも警察権力が通行を妨害し米大使館までの道を塞いできた。すぐさま抗議のシュプレヒコールがあげられた。「警察は不当な妨害をやめろ!」「米大使館抗議行動を貫徹するぞ!」と激しい抗議の声が米大使館周辺に鳴り響く。警察権力が米大使館抗議行動そのものを封殺しようという意図は明らかだ。しかし、警官と対峙して、米大使館に向けて断固とした抗議行動を貫徹した。
 はじめに韓青同の方が発言に立ち、戦争策動を批判した。また、韓青同としてもすでに韓米合同軍事演習反対の闘いに立ち上がっていることが報告された。続いて、「反戦実」の仲間が抗議行動の意義を提起した。米韓合同軍事演習は第一にバイデン政権の帝国主義的政策の現われであり、「北」に対する軍事挑発を行って、東アジアに軍事的緊張を持ち込もうとする攻撃を許してはならないと批判した。第二に図上演習であっても、その内容は「五〇一五作戦」に明らかなように、「北」を軍事的に制圧する目的であることを暴露した。第三に米韓合同軍事演習であるが、事実上、自衛隊も連動した「日米韓合同軍事演習」であることを厳しく問題にした。
 参加各団体・個人からの発言を受けていった。練馬で反戦・反基地を闘う人士は「戦争・治安・改憲NO! 総行動」が呼びかける三月一二日の霞が関デモへの参加を提起していった。
 AWC・首都圏の仲間は独自の声明(六面に掲載)を読み上げた。「私たちアジア共同行動日本連絡会議は、日本帝国主義による朝鮮侵略と植民地支配の血の歴史を忘れず、その責任と戦後責任を果たすことが己の責務であることを自らの胸に深く刻み、南北在外の朝鮮人民に連帯して、日本政府の戦争策動の一環である米韓合同軍事演習に断固反対し、その中止を強く求める」ことを明らかにした。
 労活評の仲間は米韓合同軍事演習反対行動を最後まで闘うという決意を明らかにし、三月一一日の天皇出席の東日本大震災追悼政府式典反対を闘うことを表明した。
 最後に「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」からの発言を受けた。関東ブロックは、米韓合同軍事演習を批判したうえで、警察権力による妨害を弾劾した。そして、沖縄での米軍による低空飛行訓練の実態を明らかにし、安保と軍事演習は一体の攻撃であると批判した。また、辺野古新基地建設のために戦没者の遺骨が残る沖縄島南部の土砂を使う計画に反対して闘われているハンガーストライキに連帯する行動を報告していった。
 行動の締めくくりにあたって、あらためて米大使館に向けた抗議のシュプレヒコールをあげ、「米韓合同軍事演習反対! 米大使館抗議行動」を貫徹していった。


 


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