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   3・12 東京

「戦争・治安・改憲NO!総行動」が呼びかけ

   霞ヶ関デモ行われる

 


 三月十二日、「戦争・治安・改憲NO! 総行動」が呼びかける霞ヶ関デモが行われ、われわれはアジア共同行動(AWC)・首都圏の仲間とともに闘った。
 デモに出る前に全体は日比谷公園霞門前に集合し、簡単な「意思統一」を行った。
 はじめに、主催者からとして練馬で反戦・反基地を闘う人士が発言した。菅政権による緊急事態宣言発令とコロナ関連法案の罰則付き改悪を批判し、そのうえで「国民投票法改悪策動を見据えて改憲阻止の闘いを強めよう」と提起した。
 続いて「オリンピック災害お断り連絡会(おことわリンク)」の方が発言に立った。「オリンピックは即時中止しなければなりません! 私たちは東電・電通に対する抗議行動を計画しています。関連企業に反対の声を直接届けていきましょう」と発言し、聖火リレー強行の場合には各地での反対行動を呼びかけた。
 さらに再稼働阻止ネットに所属する方からの発言がなされた。
 「二〇一一年三月一一日から一〇年目の昨日は各地で反原発の闘いが繰り広げられました。私たちは日本原電と東電前での抗議行動を闘いました」「政府は福島原発事故の収束が展望できないにも関わらず、老朽原発の再稼働を進めようとしています。絶対に許してはなりません」「いまが正念場です。全ての原発の廃炉を実現するためにともに闘っていきましょう!」と、原発廃炉に向けた決意を語った。
 デモ前の発言の最後に、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックから発言がなされた。
 「辺野古新基地建設の埋め立てに南部の土砂が使われようとしています。これに抗議して、沖縄では県庁前でハンストが闘われています」「沖縄戦で一番大きな犠牲者を出したのは南部です」「このハンストの闘いは南部の戦争問題として発展してきました」と、辺野古新基地建設反対のハンスト決起への連帯を訴えた。また、基地建設の設計変更承認をしないようにする闘い―「県」知事の不承認を支持する闘いを呼びかけた。
 これら発言を受けて参加者は霞ヶ関一帯のデモに出発した。「コロナ特措法改悪弾劾! 菅政権を打倒するぞ! 戦争・治安・改憲NO!」。抗議の声が霞ヶ関一帯に鳴り響く。デモ隊は法務省、警視庁・警察庁、外務省、文科省、経産省、厚労省に直接シュプレヒコールを叩きつけた。
 参加者はデモを断固貫徹し、解散地点の霞門まえで後段の「意思統一」を行った。
 日韓民衆連帯委員会の方は韓米合同軍事演習を批判し、東アジアの平和のための日韓民衆連帯を基軸とした闘いを提起した。そして「刑法・少年法改悪に意義あり!緊急アクション」から少年法改悪―一八歳未満引き下げ問題への結集を呼びかけられた。さらに主催者から、デモでの公園使用不許可問題が報告された。「大軍拡反対」運動が防衛省へのデモの出発地点としての公園を借りようとしたさい、区役所が不許可にした。そしてこの弾圧の背景には麹町署が指示を出していたことが明らかとなった。コロナ禍を利用した政治弾圧に対して断固とした反撃を加えることが表明された。
 そして集会参加者は最後にシュプレヒコールを行い。闘いを終了していったのである。


 


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