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   3・13 京都

  AWC日本連が第26回総会

   活発な討論で新年度の方針を採択



 アジア共同行動(AWC)日本連絡会議は三月一三日、第二六回総会を京都市内で開催した。コロナ禍との関係で直接参加しづらい遠隔地の代表はオンラインで参加した。
 総会は二部構成で行われた。
 第一部は最近の韓国情勢について、AWC韓国委員会から動画での報告を受けた。
 報告は、韓国の政治経済情勢、脱原発をめぐる状況、朝鮮半島平和に関する現在の情勢評価、韓日労働者連帯の方向性など、包括的な内容を提起するものだった。
 その中でAWC韓国委員会の仲間は、当面する韓日労働者連帯の必要な方向性について、①資本主義搾取、貧困と差別に対抗した階級的労働者連帯闘争、②保守政治勢力に対抗した進歩左派政治活性化、③原発マフィアに対抗した全地球的脱核運動、④帝国主義侵略と支配に対抗した反基地反戦平和運動、⑤新型コロナウイルスの期間は、映像等を通したオンライン連帯活動を積極的に摸索、と提起した。
 その後、オンラインでの活発な質疑応答が行われた。
 第二部は二〇二〇年度の総括と二〇二一年度の活動方針をはじめとする諸議題であった。
 各地の仲間から闘いの報告も受けつつ、コロナ禍という新たな経験の中でのAWC日本連全体の二〇二〇年度の取り組みの総括が提起された。
 それを踏まえて、新年度の方針として以下の点が提起された。すなわち、①戦争・改憲に反対し、菅政権の打倒に向けて闘うこと、②辺野古新基地建設阻止をはじめとする全国反基地闘争を前進させ、日米安保に対する闘いを拡大していくこと、③反原発、核兵器廃絶の闘いを進めること、④在日・滞日外国人をはじめ、すべてのマイノリティへの差別に反対し、抑圧される人々の解放闘争に連帯し、共に闘っていくこと、⑤貧困・格差の拡大を許さず、新自由主義に反対して闘っていくこと、⑥関生弾圧を許さず、労働運動破壊の攻撃に共に反撃していくこと、⑦日本の侵略戦争・植民地支配の歴史を踏まえたうえで、日米のあらゆるアジア侵略・支配に反対し、アジア太平洋地域の労働者民衆の国際連帯を前進させること、である。また、どのような領域を当面する活動の中でとくにどのような領域を強化していくべきかとったことも合わせて提起された。
 参加者からの補強意見により、新年度方針はさらに充実したものになった。
 一九九六年の発足以来、AWC日本連の闘いはすでに四半世紀に及ぼうとしている。その経験の蓄積を踏まえ、新たな前進を共に勝ち取っていこう。

 


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