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   3・28 大阪

  いますぐ開催中止の決断を

五輪に反対して集会・デモ



 菅政権はどんな形であれオリンピック・パラリンピックを開催することに固執し、三月二五日から福島発で聖火リレーをスタートさせた。他方、世論の約七割はコロナ禍の中でのその開催に反対している。こうした状況の中でさる三月二八日、大阪市内で五輪反対を掲げた集会・デモが開催された。
 主催したのは「東京オリンピック・パラリンピック反対! 実行委員会」で、昨年の三月と一〇月の行動に続く、同実行委による三度目の集会・デモとなった。
 今回の集会では、ジャーナリストで日本消費者連盟顧問の天笠啓祐さんから「ワクチンで五輪は大丈夫? 知っておきたいワクチンのこんなリスク」と題する特別講演を受けた。ワクチンへの期待が高まっているが、製薬会社に勤務した経験もある天笠さんは、新型コロナワクチンの開発が、通常は段階を追って進められる基礎研究、動物実験、臨床試験を同時並行で行っており、承認を急いだことで有効性・安全性がまだ十分にはっきりしていない、これは人体実験と言えるものだ、と指摘した。
 天笠さんはまた、環境破壊が新しい型の感染症の拡大を招いてきたこと、新型コロナの感染拡大は今の政策や社会のあり方、保健所を減らすなどの公衆衛生軽視政策がもたらしたものであり、社会的に弱い立場の人々により大きな影響をもたらしていると述べ、そのようなあり方を転換していく必要があることを語った。
 その後、連帯労組関西生コン支部からの特別報告があり、実行委の参加団体などが、それぞれの立場からの五輪反対のアピールを行った。首都圏で活動する反五輪の会の連帯メッセージも紹介された。
 集会後、デモ行進に出発した。「五輪中止いますぐ決めろ」、「森喜朗の女性差別発言糾弾」、「五輪より命」などのシュプレヒコールをあげ、街行く人々にオリ・パラ中止の行動への参加を訴えた。


 


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