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   4・12 福井

  トラブル続きの高浜4号機

 再稼働弾劾! 緊急抗議行動



 関西電力は四月一二日、高浜原発四号機の再稼働を強行した。これに対して、「老朽原発うごかすな! 実行委員会」の呼びかけで、高浜現地で抗議行動が取り組まれた。再稼働予定日の発表から数日後の緊急行動にもかかわらず、若狭現地と関西から約三〇人が高浜原発前で抗議のシュプレヒコールをあげた。
 高浜原発四号機はいま若狭で最大の焦点になっている四〇年超え老朽原発ではないが、原発再稼働策動と闘うことの重要性に変わりはない。しかも、高浜四号機は昨年一一月に伝熱管の損傷が見つかり、再稼働直前にも一次冷却水漏れのトラブルを起こしている。これ以外にも高浜原発のトラブルは極めて多い。
 高浜原発の先にある音海展望所に集まった抗議行動参加者は、そこから原発ゲート前までデモ行進を行った。ゲート前では、すべての参加者が再稼働を弾劾する発言を行い、二時間を超える抗議行動を貫徹した。参加者はその後、高浜町内に移動して、各戸ビラ入れを行った。
 同時に、関電と政府は若狭の四〇年超え老朽原発の再稼働に向けた動きを強めている。資源エネルギー庁は、四〇年超え老朽原発に電源三法交付金として一発電所あたり最大二五億円を交付する案を福井県に提示し、それをもって福井県議会と知事の同意を取り付けようとしている。
 闘いはいよいよ正念場に入っている。老朽原発の再稼働を阻止して、全原発の廃炉に向けた展望を勝ち取ろう。あるゆる原発再稼働策動と闘おう。六月六日の「老朽原発うごかすな大集会inおおさか」の成功をかちとろう。緊迫する情勢の中、全力で闘いに立ち上がろう。


 


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