共産主義者同盟(統一委員会)






■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

■ENGLISH

■リンク

 

□ホームへ

   4・13 東京

  韓国サンケン解雇撤回集会

 韓国馬山―ソウル―東京を結んで同時中継


 四月一三日夜、「韓国サンケン労働者の解雇を撤回しろ! 4・13集会」が、東京・文京区民センターで開かれた。オンライン中継とともに、コロナ対応定員いっぱいの一〇〇人が結集した。韓国サンケン支会と、埼玉市民の会、支援する会の韓日三者の共催であった。
 コロナまん延防止措置のため一時間短縮され、韓国サンケン争議当該の訴えを中心にした集会であった。韓国の馬山工場前テントと遠征先ソウルとをオンライン中継して始まった。最初に主催者を代表して、渡邉全労協議長が挨拶した。「サンケン争議の勝利は、日本の植民地支配と今日の差別問題がある中で、日韓労働者の連帯にとって大きな意味がある」と確認した。
 次に、支援する会の尾沢事務局次長が経過報告を簡潔におこなった。
 『韓国サンケン労組の闘い』ビデオ上映があり、争議当該の決意表明がおこなわれた。はじめに、馬山工場前テントから、オヘジン支会長はじめ一〇人が「皆さんから大きな力を得ています。 最後は笑えるように頑張ります!」と訴えた。次に、「今、私たちはソウルにいます!」と日本大使館行動のために遠征中の女性組合員三人が手を振った。最後に、新しく民主労総副委員長に就任したキムウニョン副支会長が挨拶し、続いて講演をおこなった。
 集会の途中からウェブ音声が不調となり、副支会長キムウニョンさんの講演『韓国サンケン解雇撤回の闘いと韓国労働運動』は、途切れ途切れとなってしまい非常に残念だった。しかし、次のように訴えた。「コロナ危機と不況で社会の二極化、不平等が拡大した。労働改革が後退し、社会的大転換を要求する声が噴出している。来年は大統領選挙が予定されている。この一一月には、民主労総は一一〇万人ゼネストを決議した。その要求の一番大きなものは、解雇禁止と総雇用の保障。また、非正規撤廃と、労働法の全面改正で全ての事業所に労働基準法を適用させ、社会の公共性を高めるために財閥を清算することである」と。講演のまとめに、「日韓連帯で私たちは必ず勝てる確信がある。今が踏ん張りどころ。韓国サンケンの闘いの勝利は私たちの闘いだけではない。日本の皆さんと、韓国で連帯してくれる仲間全員の勝利となります。トゥジェン(闘うぞ)!!」と力強く発言した。
集会の最後に、支援する会から行動方針として、①毎週木曜日行動(志木本社と池袋営業所への抗議)、②韓国サンケン偽装廃業に対する抗議文の送付、③サンケン電気六月株主総会への取組みが提起され、団結ガンバロウで締めくくった。



 


Copyright (C) 2006, Japan Communist League, All Rights Reserved.