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■5・15 京都
 入管法改悪反対デモに大きな注目
 沿道から飛び入り参加も




 京都で五月一五日、AWC京都とAWCユースの呼びかけで、「入管法改悪反対! 5・15京都デモ」が取り組まれた。衆議院法務委員会での入管法改悪案の審議が煮詰まる中で取り組まれたこのデモは注目を集め、約一〇〇人が参加した。
 デモ出発に先立ち、呼びかけ団体を代表してAWCユースのメンバーが発言した。いま国会で審議されている入管法改悪案への批判とともに、外国人にとっての現在の入管体制そのもの過酷さ、それが戦前から連綿と続いていることを指摘しつつ、反対の声をさらに広げていこうと呼びかけた。あわせて、このかん毎週の街宣活動に取り組んできたことを報告した。また、滞日フィリピン人組織であるミグランテ日本支部のメッセージが紹介された。在日朝鮮人の立場からの発言もあった。
 デモの中では、「入管法の改悪反対」、「長期収容を今すぐやめろ」、「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を行え」などのシュプレヒコールが響いた。また、「技能実習生への虐待を許さない」、「セクシャル・マイノリティの外国人への差別反対」、「ミャンマーからの移民・難民を受け入れろ」などのコールもあった。
 この日の取り組みには、労働組合や反基地運動、反原発運動など様々な課題に取り組む人々も集まった。沿道から飛び入りでデモに参加する人も複数あった。
 デモ終了後も、入管収容施設に長期収容され、現在仮放免中の滞日フィリピン人トランスジェンダー女性への支援の呼びかけをはじめ、様々なアピールが続いた。
 政府・与党は五月一八日、入管法改悪案の今国会での成立を断念した。民衆の闘いのいったんの勝利だ。しかし、問題はなおも存続している。移民・難民を抑圧する入管体制の解体に向けて闘おう。

 


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