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■5・30 京都 関西政治集会を開催 ―今こそ共産主義を掲げラディカルに闘おう! 五月三〇日、「搾取・差別のない社会を目指して 今こそ共産主義を掲げ、ラディカルに闘おう! 二〇二一年共産同関西政治集会」が京都市内で開催された。昨年に続き今年もコロナ禍での開催となったが、関西地方委員会の呼びかけに応えて関西各地から参加した仲間によって力強く闘い取られた。 集会の初めに、例年のように五人の皆さんから連帯発言を受けた。共産主義者同盟の先輩である新開純也さん、若狭の原発を考える会の木原壯林さん、釜ヶ崎パトロールの会、関生コミュニスト同志会、アジア共同行動日本連共同代表の瀧川順朗さんの参加と連帯発言は、私たちへの期待と叱咤激励である。 続いて海外からの連帯メッセージとして、フィリピン民族民主戦線のルイ・ハランドニさんと台湾労働党からのビデオメッセージが紹介された。台湾のビデオメッセージは中国語のインターナショナルの合唱で締めくくられ、参加者に強い印象を残した。また国内から寄せられた連帯メッセージの中から、沖縄労共闘と福山地域の仲間からの連帯メッセージが代読提起された。 集会の中盤では、関西地方委員会からの二〇二一年政治集会基調報告、および労働戦線からの提起として「次の社会を切り開く労働運動路線の確立を目指して」と題した報告の二つが、パワーポイントを使用して行われた。基調報告の提起のあと、会場に参加した「梅田解放区」の仲間からの発言提起も受けることができた。 私たちは忙しい日常活動の中で、その先頭に立って献身的に活動すると同時に、党として自らを規定し、その総路線・実践路線を作り上げ、更新し、対外的に提起し共有するために努力しなくてはならない。今回の二つの報告もそのような努力の一部であり、毎年の政治集会はそれを提起していくための重要な機会である。今回の政治集会が、党外の参加者の皆さんとの日常的な議論のきっかけとなることを望みたい。 集会の後半では、二つのアピールがそれぞれ青年の同志から行われた。「青年の立場から」と題して行われたアピールでは、青年の立場から党建設について自らが確信するところが力強く提起された。それは階級闘争の司令塔としての党を建設する必要性、党にこそ多様な属性を持つ人々が結集して重要な役割を果たす必要があること、またレーニン主義のプロレタリアート独裁についての主張などである。 もう一つのアピールは、「当面する関西での政治闘争任務について」として、関西地方委員会が闘う入管体制解体闘争、老朽原発再稼働阻止の闘い、反基地の闘いを青年自らのこの間の実践を踏まえて明快に全体に提起するものだった。どちらのアピールも、この間の関西地方委員会の闘いの中で、全党を代表する若い世代が登場していることを強く印象付けるものだったといえる。 二〇二一年関西政治集会は、このように活気のある、希望を感じさせる集会となった。来年はより多くの関西地方の闘う仲間とともに二〇二二年関西政治集会を開催できるよう、ここからふたたび新しい一歩を踏み出していこう。 |
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